17-18シーズン公式戦-解説

2017-18プレミアリーグ第36節「マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル」解説

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4月30日に行われたプレミアリーグ第36節「マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル」をDAZNで観戦。

会場はマンチェスター・ユナイテッドの本拠地「オールド・トラフォード」です。

今季で退任を発表しているアーセナルのヴェンゲル監督にとってはオールド・トラフォードでの最後の試合となります。

前回対戦ではマンチェスター・ユナイテッドが勝利していますが、アーセナルはリベンジできるのでしょうか?

両チームのスタメン・フォーメーション

マンチェスター・ユナイテッド【4-3-3】

モウリーニョ監督は4-3-3のフォーメーションを採用。

最後方にはもちろん守護神のGK「ダビド・デ・ヘア

最終ラインは左から「アシュリー・ヤング」「ビクトル・リンデロフ」「クリス・スモーリング」「アントニオ・バレンシア」が配されます。

中盤の底には「ネマニャ・マティッチ」その前には「ポール・ポグバ」と「アンデル・エレーラ」。

前線は左ウィングに「アレクシス・サンチェス」右には「ジェシー・リンガード」ワントップには「ロメル・ルカク」とほとんどベストの布陣です。

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アーセナル【4-3-3】

対するアーセナルは4-2-3-1のフォーメーションを採用。

ミッドウィークにELのアトレティコ・マドリード戦を控えていることもあり、若手とサブのメンバーが中心となりました。

最終ラインは左からDF「セアド・コラシナツ」DF「コンスタンティノス・マヴロパノス」DF「カラム・チャンバース」DF「エクトル・ベジェリン」の4バック。

中盤はMF「グラニト・ジャカ」MF「エインズリー・メイトランド=ナイルズ」のコンビです。

2列目には左から「リース・ネルソン」「アレックス・イウォビ」「ヘンリク・ムヒタリアン」が起用されました。

ワントップはFW「ピエール=エメリク・オーバメヤン」です。冬に加入したオーバメヤンにとっては初めてのオールド・トラフォード、大舞台で活躍できるのでしょうか?

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「マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル」 ハイライト動画

前半 : ホームのユナイテッドが主導権を握る

試合開始直後から試合の主導権を握ったのはホームのマンチェスター・ユナイテッド。

3分、7分と立て続けにチャンスを作りますが、フィニッシュの精度を欠いてゴールに結びつけることができません。

スコアが動いたのは前半15分。

マンチェスター・ユナイテッドMFポグバがハーフウェイライン付近からドリブルを開始すると、ボックス付近でディフェンスを引きつけて右サイドに開いたルカクにパスを展開。

ルカクは逆サイドにクロスを上げ、サンチェスがヘディングで叩きつけますが、これはDFベジェリンが素晴らしいブロック、さらにゴールポストに阻まれます。

しかし、弾かれたボールにポグバがいち早く反応し、ボレーで右隅に蹴り込みました。

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リードを奪われたアーセナルはなんとか追いつきたいところ。

19分、アーセナルはDFベジェリンとMFメイトランド=ナイルズのコンビネーションで右サイドを崩し、最後はMFムヒタリアンがミドルシュートを放ちますが、これはわずかにポストの左。

サイドアタックを繰り返すアーセナルは、35分に再び右サイドのベジェリンのクロスに、オーバメヤンが頭で合わせますが、GKデ・ヘアの正面。

右サイドを再三崩しているものの、アーセナルはなかなかマンチェスター・ユナイテッドのゴールをこじ開けることができません。

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マンチェスター・ユナイテッドは中盤が深く引いており、前半は1点のリードで折り返す考えのようです。

その思惑通り、前半は1-0でホームのマンチェスター・ユナイテッドのリードのまま終了。

アーセナルは右サイドを何度も攻略していましたが、後はフィニッシュの精度だけ・・・という前半でした。

後半に追いつくことができるのでしょうか?

後半 : アーセナルが同点に追いつくも・・・

後半開始早々、マンチェスター・ユナイテッドにトラブル。

49分にFWルカクが足首の負傷でFWマーカス・ラッシュフォードとの交代を余儀なくされます。

スコアが動いたのはその直後でした。

マンチェスター・ユナイテッドは自陣の深い位置でボールを失うと、フリーで受けたアーセナルMFムヒタリアンがドリブルで仕掛けます。

ムヒタリアンはボックス手前からDFリンデロフの股を通す完璧なシュート、これにはGKデ・ヘアも触れません。

アーセナルが後半の早い時間に同点に追いつくことに成功します。

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63分には両クラブが選手交代に動きます。

マンチェスター・ユナイテッドはエレーラに代えて「マルアン・フェライニ」、リンガードに代えて「アントニー・マルシャル」

対するアーセナルはコラシナツに代えて「ナチョ・モンレアル」、ネルソンに代えて「ダニー・ウェルベック」です。どちらの采配が吉と出るでしょうか?

その後は激しい打ち合いになりますが、両クラブともキーパー正面や大きく枠を外すシーンが目立ち、スコアはなかなか動きません。

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75分に同点弾を生んだアーセナルMFムヒタリアンが下がり、「ジョー・ウィロック」が登場、プレミアリーグ2試合目の出場となります。

89分にマンチェスター・ユナイテッドFWマルシャルのクロスに、フェライニが合わせ、ポストに弾かれたボールをラッシュフォードが押し込みますが、これはオフサイドの判定。

同点で終わるかと思い迎えたアディショナルタイムに試合を決定づける得点が生まれました。

91分、アシュリー・ヤングからのクロスにフィジカルを活かして競り勝ったフェライニが、難しいヘディングをゴールに流し込み、これが決勝点に。

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フェライニが2-1となる劇的なゴールを決め、試合はこのまま終了。

マンチェスター・ユナイテッドが2-1で勝利し、プレミアリーグ4位以内が確定。来季のCL出場権を獲得することに成功しました。

試合後感想

試合結果
マンチェスター・ユナイテッド【2-1】アーセナル

ヴェンゲル監督のオールド・トラフォードでの最後の試合ということで、試合前のセレモニーでは前マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソンが駆けつけるというサプライズ。

1986年から2013年までマンチェスター・ユナイテッドを率いていたファーガソン監督は、まさにヴェンゲル監督の長年の宿敵とも言える存在です。

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さらに「犬猿の仲」と言われ数々の舌戦を繰り広げてきたモウリーニョ監督とヴェンゲル監督。

その2人が今日は抱擁・握手をし、ヴェンゲル監督はモウリーニョ監督からも22年の功績を称えられていました。

普段は相手を批判したりすることが多い監督同士ですが、やはり心の底では相手をリスペクトする気持ちは持っているのがプレミアリーグの監督です。

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劇的なゴールで終わった試合とはいえ、熱狂的な試合になったかと言われればそうでもありません。

むしろスタジアムにはどこか寂しい雰囲気すら漂っていたように思います。

個人的には、ほぼフルメンバーのマンチェスター・ユナイテッドに対し、アーセナルの若手たちが敵地で勇敢に戦い抜いたことが素晴らしいと感じました。

その点では、ヴェンゲル監督のオールド・トラフォードでのラストマッチとしてふさわしいナイスゲームだったと言えるでしょう。

個人的マン・オブ・ザ・マッチは「ヘンリク・ムヒタリアン」

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今回はアーセナルMF「ヘンリク・ムヒタリアン」を個人的なマン・オブ・ザ・マッチに選出します。

2016年夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したムヒタリアンは、ユナイテッドでは目立ったインパクトは残せずに2018年冬にアーセナルFWアレクシス・サンチェスとのトレードでアーセナルに加入しました。

サンチェスとムヒタリアンにとって、この試合は移籍後初めての古巣相手の試合となり、それに加えてヴェンゲル監督のオールド・トラフォードでのラストマッチという大舞台になりました。

ムヒタリアンはこの試合で積極的にゴールを狙い、見事なシュートテクニックで同点弾を決めています。

ゴールを決めた後も大喜びをせず、古巣マンチェスター・ユナイテッドへのリスペクトを忘れなかった点も好印象ですね。

自分を必要として獲得してくれたヴェンゲル監督が今季で退任するということで、ムヒタリアンの出場機会にも影響するかもしれませんが、今後もチームの中心として長く活躍して欲しいですね。

まとめ

近年のヴェンゲル監督は思うような成績を残せず、サポーターにも叩かれ、なんだか自信が無い印象を残していました。

しかし、この試合での入場・退場シーンでは堂々とした振る舞いを見せており、アーセナルの黄金期を築いた監督の威厳が表れていると感じましたね。

ヴェンゲル監督の退任後の去就は明らかになっていませんが、彼がアーセナル以外のチームを率いるとどうなるかは楽しみなポイントです。

今季はタイトルの可能性を残しているヨーロッパリーグで、ぜひ有終の美を飾って欲しいですね。

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