リヴァプールがローマとの激戦を制し11年ぶりにCL決勝に進出!

UEFAチャンピオンズリーグ2017-18には、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプール、チェルシーと、プレミアリーグのクラブが5チーム出場しています。

すべてのクラブがグループステージを突破し、決勝トーナメントに駒を進めたものの、リヴァプール、マンチェスター・シティ以外の3クラブがベスト16で敗退。

準々決勝ではリヴァプールとマンチェスター・シティのプレミア対決の末、リヴァプールがベスト4に名を連ねました。

準決勝でリヴァプールは、大逆転の末にバルセロナを破ったASローマと対戦、2試合合計6-7と壮絶な打ち合いを制して11年ぶりの決勝進出を果たしました。

今回の記事では、CL決勝の組み合わせと、リヴァプールの展望について見ていきましょう。

2017-18CL決勝対戦カード

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レアル・マドリード(スペイン)VS リヴァプール(イングランド)

リヴァプールの対戦相手は3シーズン連続で決勝進出中のレアル!

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リヴァプールの対戦相手は準決勝でドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンを退け、3シーズン連続でCL決勝に駒を進めているレアル・マドリード。

過去2大会で連覇しており、今シーズンも優勝すれば前人未到のCL3連覇という偉業を達成します。

対するリヴァプールは2006-07シーズン以来、11年ぶりの決勝のステージ。当時は決勝でACミランに敗れ、惜しくも準優勝に終わっています。

リヴァプールはレアル・マドリードの3連覇を阻止することができるのでしょうか?

リヴァプールは決勝の舞台で平常心を保てるか

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決勝戦で勝敗をわける大きなカギとなるのが「メンタル」というポイントでしょう。

レアル・マドリードは各国代表でも中心となる選手が多く、CLでも2シーズン連続の決勝進出、リーグ戦でも全世界が注目するバルセロナとの1戦「エル・クラシコ」など大舞台を経験している選手がとても多いです。

レアル・マドリードの選手は百戦錬磨、CL決勝の雰囲気にも慣れているでしょう。

一方リヴァプールのクロップ監督は、準決勝後のインタビューで『多くの選手にとって初めてのセミファイナルだった、平常心をキープすることが重要だった』とコメントしており、決勝では王者レアル相手に萎縮せずに戦うことが重要だと言えるでしょう。

リヴァプールの選手の多くは『自信を持って戦える、楽しめると思う』という言葉をインタビューなどで残しており、まずは試合に臨む姿勢が大切ということを理解しているようです。

リヴァプールは勢いがあるチームですが、その自信が空回りしないように試合中は冷静にならなければいけません。

クロップ監督やキャプテンのヘンダーソンには、ぜひチームを落ち着かせるように働きかけて頂きたいですね。

クロップ監督はカップ戦決勝に弱い!

リヴァプールのクロップ監督は、2012-13シーズンにドルトムントを率いてCL決勝に挑んだものの、バイエルンに敗れて準優勝に終わっています。

ブンデスリーガを2度制覇しているクロップ監督ですが、カップ戦決勝にはリヴァプール・ドルトムント含めて6度進出し、勝ったのはわずか2回のみ。

リヴァプールの監督に就任してからのカップ戦決勝では一度も勝利しておらず、カップ戦での勝負弱さに難点があるという批判も多々あります。

リヴァプールとしては不安材料であるこのデータですが、クロップ監督にはぜひCLで優勝してジンクスを跳ね除けて頂きたいですね。

2017-18チャンピオンズリーグ決勝日程

※ 放映はスカパー(CS800)にて、試合開始時間15分前の3:30から視聴可能です。

5/27(日)3:45

レアル・マドリード試合前リヴァプール

まとめ

リヴァプールがCL決勝に進出したのは11年ぶり、プレミア勢としては2011-12シーズンのチェルシー以来6年ぶりです。

リヴァプールがかつてCLを制覇したのは2004-05シーズンのことで、ACミラン相手に3点のビハインドを追いつき、PK戦で勝利しています。

この試合は「イスタンブールの奇跡」と言われており、歴史的名勝負として記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

今季のCLでリヴァプールはどのような戦いをするのでしょうか?王者レアル相手でも自分たちらしいサッカーをして欲しいですね。

クリスティアーノ・ロナウドをはじめ、スター選手が多いレアルに、プレミア屈指の攻撃力を誇るリヴァプールがどこまで通用するか楽しみです。