18-19シーズン開幕早々、マンチェスター・シティの中心であるMFケヴィン・デ・ブルイネが右膝を負傷し最低3ヶ月の離脱を強いられました。
その代役として注目を集めているのが若干18歳のフィル・フォーデンです。
マンチェスターのストックポート出身のフォーデンは、そのエレガントなプレースタイルから“ストックポートのイニエスタ”と称され、グアルディオラ監督からの高い期待を背負っています。
今回は、グアルディオラ監督が絶賛するフィル・フォーデンとはどのような選手なのか見ていきましょう。
フィル・フォーデンの基本情報
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所属 | マンチェスター・シティ |
背番号 | 47 |
ポジション | MF |
国籍 | イングランド |
生年月日 | 2000/05/28 |
身長 | 171cm |
体重 | 70kg |
フィル・フォーデンの経歴
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フォーデンはマンチェスターのストックポートに生まれ、幼少期の頃から高い技術力で注目を集めていました。
6歳でシティのトレーニングに招待されると、クラブが選手と契約できる最低年齢の8歳ですぐさまマンチェスター・シティと契約。
その後はシティのアカデミーで成長し、U-16イングランド代表にも選出、マンチェスター・シティのみならずイングランド代表の将来の中心選手として高い期待を背負うこととなりました。
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グアルディオラ監督との出会い
転機が訪れたのは2016年の夏。
マンチェスター・シティの新監督としてペップ・グアルディオラ監督がやって来た際、グアルディオラ監督はフォーデンの才能を絶賛しました。
このシーズンにグアルディオラ監督はCLのセルティック戦でフォーデンをベンチ入りさせ、彼にCLの雰囲気を経験させます。
そして、翌2017-18シーズンにフォーデンはトップチームに名を連ねました。
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2017年7月23日のプレシーズンマッチで行われたマンチェスター・ダービーで先発に起用されると、見事なパフォーマンスを披露し、グアルディオラ監督が絶賛。
2017-18シーズンはU-17ワールドカップとの兼ね合いや怪我もあり、そこまで出場機会に恵まれませんでしたが、プレミアでは5試合に出場し1アシスト、CLでも3試合でピッチに立ち、欧州の舞台も経験しました。(CLの決勝トーナメントでプレーした最年少イングランド人の記録にもなりました)
まだまだスタメン定着とまではいきませんが、フォーデンはグアルディオラ監督について「彼以上の指揮官はいない」と話しており、トップレベルの選手 ・監督のもとで日々成長中です。
U-17ワールドカップでは最優秀選手に輝く
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各年代のイングランド代表に選出されているフォーデンですが、2017年にインドで開催されたU-17ワールドカップでは、決勝のスペイン戦で2ゴールを挙げ、イングランド代表の優勝に大きく貢献しました。
この活躍から、フォーデンは大会最優秀選手に選出され、選手としての価値を大きく高めました。
フィル・フォーデンのプレースタイル
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フィル・フォーデンの魅力は、アジリティのあるドリブルやスペースを見つける動き、さらに精度の高いラストパスです。
171cmと小柄で、プレミア向きの体格ではありませんが、メッシのように緩急のあるドリブルや、巧みな身体の使い方で接触プレーを避ける上手さがあります。
チームメイトのダビド・シルバの後継者と言われることもあるフォーデンですが、シルバのようになるにはフィジカルやビルドアップ能力に磨きをかけなければなりません。
まとめ
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今回はマンチェスター・シティとイングランド代表の将来を担うであろう「フィル・フォーデン」について見てきました。
9月25日に行われたカラバオカップ3回戦のオックスフォード・ユナイテッド戦ではトップチーム初得点を決めるなど、徐々にトップチームに定着しつつあるフォーデン。
もともと才能のある選手ですが、グアルディオラ監督のもとでさらにパスなどに磨きがかかっている印象です。
フォーデンの今後の活躍に注目しましょう。