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プレミアのレジェンドGKチェフが現役引退を発表!活躍を振り返る | Tavitt Football Journey

プレミアのレジェンドGKチェフが現役引退を発表!活躍を振り返る

先日、アーセナルに所属する元チェコ代表GKペトル・チェフが2018-19シーズン限りでの現役引退を自信の公式Twitterで表明しました。

プレミアリーグのレジェンドGKとも言える活躍をしてきたチェフの引退は寂しいものです。

今回は、20年間の現役生活に終止符を打つ決断をしたチェフについて、これまでの活躍を振り返っていきましょう。

チェコ、フランスで若くして頭角を表す

 

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1982年にチェコのプルゼニで生まれたチェフは、ヴィクトリア・プルゼニのユース時代を過ごし、1999年にFKフメル・ブルシャニでプロデビューを果たしました。

チェフはすぐにポジションを獲得し、チェコの強豪「スパルタ・プラハ」へ移籍。このクラブではチャンピオンズリーグでのデビューも果たしています。

2002年の夏の移籍市場では国外での挑戦を求めてフランスのレンヌに移籍。

レンヌは当初こそ残留争いを続けていましたが、チェフはチームの守護神としてレンヌを中堅クラブへと押し上げる活躍を見せました。

22歳でプレミアリーグに挑戦

 

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チェフは2004年の夏、プレミアリーグのチェルシーにわずか700万ポンド(約10億円)で加入しました。

同時期にはジョゼ・モウリーニョ監督が新指揮官としてチェルシーの監督に就任。

チェルシーには不動の守護神とされていたイタリア人GKの「カルロ・クディチーニ」が在籍していましたが、モウリーニョ監督はチェフを正GKに抜擢しました。

チェフは加入初年度ながら694分連続無失点というプレミアリーグ記録を樹立し(現在はファン・デル・サールに更新されています)、チェルシーに半世紀ぶりのリーグ優勝をもたらしました。

このシーズン、チェフはUEFA最優秀GK賞とチェコ最優秀選手賞を受賞し、ワールドクラスの仲間入りを果たします。

選手生命が危ぶまれる重症を負う

 

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チェフといえばヘッドギアのイメージが付いている人も多いと思いますが、チェフがヘッドギアを使う理由となった事故が2006年に起こってしまいます。

2006年10月プレミアリーグ第8節のレディング戦で、レディングMFスティーヴン・ハントと激しく接触し、頭蓋骨陥没骨折の重症を負い意識不明に陥ってしまいます。

なんとか一命をとりとめたものの選手生命も危ぶまれ、復帰までは一年以上かかるということでしたが、チェフは驚異的な回復を見せ、なんとわずか3ヶ月後の2007年1月20日に先発復帰を果たします。

ちなみにヘッドギアを未だに装着している理由は、骨の強度の問題とヘッドギアのイメージが定着しているからだそうです。

チャンピオンズリーグの制覇へ

 

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チェフが初めてCLの決勝に進んだのは2008年のこと。プレミア屈指のGKファン・デル・サールを擁するマンチェスター・ユナイテッドと激突し、チェフもPKストップなどの活躍を見せましたが、結局PK戦で敗れ準優勝に終わってしまいます。

そんなチェフにリベンジの機会が訪れたのが2011-12シーズンのCLです。

当時リーグ戦でチームは低調だったものの(最終的には6位)、CLではチェフが大活躍。

準決勝バルセロナ戦では再三決定機を防ぎ、決勝のバイエルン戦では試合終盤に相手に与えられたPKをセーブ。

PK戦に突入した際も2人のPKを見事にストップし、チームに初めてCLのタイトルをもたらしました。

ポジション争いに破れアーセナルへ移籍

 

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長らくチェルシーの守護神として活躍してきたチェフでしたが、2014-15シーズンに新加入のティボ・クルトワにポジションを奪われ、出場機会が激減してしまいます。

チェフ自身もコンディションが上がらず、翌シーズンにはロンドンのライバル、アーセナルへの移籍を決断。

加入初年度と2年目こそ素晴らしい活躍を見せていたものの、年齢による衰えからか昨シーズンからミスが目立つようになり、今季は新加入のGKベルント・レノにポジションを奪われてしまいました。

そんな中での引退発表で、プレミアファンとしては寂しい限りです。

 

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しかしチェフはCL、EL、リーグ制覇4回、FAカップ5回、EFLカップ3回というタイトルを獲得していますし、クリーンシート202試合はプレミアリーグ最多という素晴らしい記録を残しています。

下部クラブに移籍して現役生活を続けるといった選択肢があったにも関わらず、プロ20年目という節目で現役生活を終える決断を下したのは、「もうやりつくした」という側面が大きいのかもしれません。

まとめ

 

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アーセナルで最後のトロフィーを獲得したいと語っていたチェフ。

リーグ戦での優勝は難しそうですが、まだヨーロッパリーグなどでは優勝できる可能性が残っています、ぜひ有終の美を飾って欲しいですね。

チェルシーからアーセナルというライバルクラブに移籍したにも関わらず、どちらのサポーターからも愛される選手は滅多にいません。

そこには15年間にも渡ってプレミアリーグで素晴らしいプレーを見せてくれたチェフへのリスペクトと感謝が感じられますね。

チェフのプレーが見られるのは後数回かもしれませんが、最後までしっかり応援していきましょう!

おまけ

大人気サッカーゲーム「FIFA19」において、契約交渉の場でもチェフがヘッドギアを着用したままというバグがありました。(現在は修正済み)

このバグについて本人は「これは間違っている…私はネクタイをつけているはずだ」と反応。

こういったユーモアがある対応ができるのも彼が愛される理由なのかもしれませんね。