今年度のバロンドール候補者30名が発表されました。
バロンドールとはフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設した、年間最優秀選手に贈られる賞です。
注意
以前はFIFA年間最優秀選手賞と統合されており「FIFAバロンドール」という名称でしたが、FIFAは2016年をもって『フランス・フットボール』との提携を解除しているため、今はFIFA最優秀選手賞とバロンドールの2つは別々となっています。昨年は21歳以下を対象とした若手版バロンドール「コパ・トロフィー」が新設されましたが、今年はGK版バロンドールとも言える「ヤシン・トロフィー」が創設されました。
このページでは、通常のバロンドール候補者に加えて、「コパ・トロフィー」と「ヤシン・トロフィー」の候補者を一覧で掲載します。
目次
2019年バロンドール候補者一覧
選手名 | 所属クラブ |
サディオ・マネ | リヴァプール |
セルヒオ・アグエロ | マンチェスター・C |
フレンキー・デ・ヨング | バルセロナ |
ドゥシャン・タディッチ | アヤックス |
ウーゴ・ロリス | トッテナム |
キリアン・ムバッペ | PSG |
トレント・アレクサンダー=アーノルド | リヴァプール |
ドニー・ファン・デ・ベーク | アヤックス |
ピエール=エメリク・オーバメヤン | アーセナル |
クリスティアーノ・ロナウド | ユヴェントス |
アリソン | リヴァプール |
マタイス・デ・リフト | ユヴェントス |
カリム・ベンゼマ | レアル・マドリード |
ジョルジニオ・ワイナルドゥム | リヴァプール |
フィルジル・ファン・ダイク | リヴァプール |
ベルナルド・シウバ | マンチェスター・C |
ソン・フンミン | トッテナム |
ロベルト・レヴァンドフスキ | バイエルン |
ロベルト・フィルミーノ | リヴァプール |
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン | バルセロナ |
リオネル・メッシ | バルセロナ |
リヤド・マフレズ | マンチェスター・C |
ケヴィン・デ・ブライネ | マンチェスター・C |
カリドゥ・クリバリ | ナポリ |
アントワーヌ・グリーズマン | バルセロナ |
モハメド・サラー | リヴァプール |
エデン・アザール | レアル・マドリード |
マルキーニョス | PSG |
ラヒーム・スターリング | マンチェスター・C |
ジョアン・フェリックス | アトレティコ・マドリード |
コパ・トロフィー(若手版バロンドール)候補者
選手名 | 所属クラブ |
サムエル・チュクウェゼ | ビジャレアル |
マタイス・デ・リフト | ユヴェントス |
マッテオ・グエンドウジ | アーセナル |
ジョアン・フェリックス | アトレティコ・マドリード |
カイ・ハフェルツ | レバークーゼン |
イ・ガンイン | バレンシア |
モイーズ・キーン | エヴァートン |
アンドリー・ルニン | バジャドリード |
ジェイドン・サンチョ | ドルトムント |
ヴィニシウス・ジュニオール | レアル・マドリード |
ヤシン・トロフィー(GK版バロンドール)候補者
選手名 | 所属クラブ |
アリソン | リヴァプール |
エデルソン | マンチェスター・C |
サミル・ハンダノビッチ | インテル |
ケパ・アリザバラガ | チェルシー |
ウーゴ・ロリス | トッテナム |
マヌエル・ノイアー | バイエルン |
ヤン・オブラク | アトレティコ・マドリード |
アンドレ・オナナ | アヤックス |
ヴォイチェフ・シュチェスニー | ユヴェントス |
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン | バルセロナ |
歴代バロンドール受賞者(2000年以降)
年度 | 受賞者 |
2000 | ルイス・フィーゴ |
2001 | マイケル・オーウェン |
2002 | ロナウド |
2003 | パベル・ネドベド |
2004 | アンドリー・シェフチェンコ |
2005 | ロナウジーニョ |
2006 | ファビオ・カンナバーロ |
2007 | カカ |
2008 | クリスティアーノ・ロナウド |
2009 | リオネル・メッシ |
2010 | リオネル・メッシ |
2011 | リオネル・メッシ |
2012 | リオネル・メッシ |
2013 | クリスティアーノ・ロナウド |
2014 | クリスティアーノ・ロナウド |
2015 | リオネル・メッシ |
2016 | クリスティアーノ・ロナウド |
2017 | クリスティアーノ・ロナウド |
2018 | ルカ・モドリッチ |
注目ポイント:ファン・ダイクはDFとして13年ぶり受賞となるか
リヴァプールに所属しているDFファン・ダイクは昨季、リヴァプールの14年ぶりのチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献しただけでなく、プレミアリーグでも2位という高順位を達成。
さらにオランダ代表ではUEFAネーションズリーグで準優勝、その活躍から18-19シーズンのUEFA最優秀選手賞を受賞しています。
惜しくもFIFA最優秀選手賞はリオネル・メッシに次ぐ2位となりましたが、それでもファン・ダイクはバロンドールの大本命とされています。
DF選手の受賞は2006年のファビオ・カンナバーロ以降出ていないため、ファン・ダイクが受賞すれば13年ぶりの快挙となります。
まとめ
プレミアリーグからバロンドール候補者に選出されたのは昨年の11名から15名と増加。
プレミア勢が欧州の舞台を席巻したこともあり、候補者の半分がプレミアリーグの選手となりました。
新設されたGK版バロンドール(ヤシン・トロフィー)ではリヴァプールのアリソンも選出されているので、バロンドールをファン・ダイクが受賞し、ヤシン・トロフィーをアリソンというリヴァプールのW受賞が見られるかもしれません。
バロンドール授賞式は12月2日にパリで行われます。誰が受賞するのか楽しみですね!