2018FIFAワールドカップ ロシア大会で、日本代表はグループHに入りました。
突然の監督交代でチーム作りの時間もほとんどありませんが、無事にグループステージを突破することができるのでしょうか?
このページでは、2018FIFAワールドカップ ロシア大会における日本代表の試合日程や見どころについて見ていきます。
目次
日本代表の対戦相手は?
ポーランド | 欧州予選グループE1位 |
セネガル | アフリカ予選グループD1位 |
コロンビア | 南米予選4位 |
抽選の結果、日本代表の対戦相手はポーランド、セネガル、コロンビアの三カ国となりました。
コロンビア代表は2014年ワールドカップでも同じグループに入っており、日本は1-4で敗れています。
各チームのこれまでの出場回数は以下の通りです。
- ポーランド・・・3大会ぶり8回目
- セネガル・・・4大会ぶり2回目
- コロンビア・・・2大会連続6回目
コロンビア以外は久しぶりのワールドカップとなりますが、厳しい予選を勝ち抜いてきているので油断は禁物です。
日本代表の試合日程
グループステージ第1節 2018年6月19日
コロンビア | VS | 日本 |
- キックオフ(日本時間) : 2018年6月19日21:00
- キックオフ(現地時間) : 2018年6月19日15:00
- 試合会場 : モルドヴィア・アリーナ(サランスク)
グループステージ第2節 2018年6月24日
日本 | VS | セネガル |
- キックオフ(日本時間) : 2018年6月25日0:00
- キックオフ(現地時間) : 2018年6月24日20:00
- 試合会場 : エカテリンブルク・アリーナ(エカテリンブルク)
グループステージ第3節 2018年6月28日
日本 | VS | ポーランド |
- キックオフ(日本時間) : 2018年6月28日23:00
- キックオフ(現地時間) : 2018年6月28日17:00
- 試合会場 : ヴォルゴグラード・アリーナ(ヴォルゴグラード)
各試合の見どころ
コロンビア戦では失点を重ねないことが大切
コロンビア代表は素早いプレスから縦に早い攻撃が特徴的です。
コロンビア代表で10番を背負うハメス・ロドリゲス(バイエルン)をはじめ、ダヴィンソン・サンチェス(トッテナム)、ファルカオ(モナコ)など、各ポジションに実力者を擁しています。
3月に行われたフランス代表との親善試合では、アウェイながら2-3で勝利しており、戦術プランがハマれば強力なチームだと言えるでしょう。
日本代表は相手のハイプレスからの素早い縦の攻撃と個人技に注意しなければなりません。
初戦ということもありますし、まずはしっかりと守備でブロックを作り、安易な失点をしないことが大切です。
セネガル戦ではリヴァプールのサディオ・マネに注意
セネガル代表は初出場だった2002年日韓ワールドカップではベスト8まで躍進しています。
その後はワールドカップに出場できていませんでしたが、今大会で久しぶりに世界の舞台に戻ってきました。
注目はやはり圧倒的なスピードと個人技を持つリヴァプールFWマネです、2012-13シーズンから6季連続で二桁得点をマークするなど、攻撃面で大きな存在感を放っています。
また、守備ではカリドゥ・クリバリ(ナポリ)が大黒柱として君臨し、中盤ではイドリッサ・グイェ(エヴァートン)やシェイフ・クヤテ(ウエストハム)などボール奪取に長けた選手が揃っています。
攻撃ばかりにフォーカスしがちですが、中盤~最終ラインの守備も強固で、日本代表はカウンター攻撃に注意しながら相手の守備をこじ開ける工夫が必要です。
ポーランド戦ではワールドクラスのストライカーに注目
ポーランド戦で最も注目が集まる選手はロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)でしょう。
今季ブンデスリーガの得点王(3回目)に輝いたレヴァンドフスキは、ブンデスリーガ257試合で180得点、代表でも93試合に出場して52得点(ポーランド代表歴代最多得点)を記録しています。
レヴァンドフスキはチームの絶対的存在ですが、それ故に彼が抜けると大きくチームが崩れてしまうのが難点です。
また、今大会に出場する欧州勢の中では予選で最も失点したチームとなっており(14失点)、守備の脆さをレヴァンドフスキの得点能力で補っている部分があります。
※ ポーランド代表が欧州予選で挙げた28ゴールのうち、16点がレヴァンドフスキの得点。(ちなみにこれは1大会におけるW杯欧州予選最多ゴール記録)
そのため、日本代表としては確実にレヴァンドフスキを抑えつつも、積極的に攻めていくことがポーランド戦勝利のカギになるでしょう。
まとめ
グループステージを突破するために、まずは初戦のコロンビアに負けないということが大事です。
セネガルは試合終盤にかけて集中力が切れてくる場面が目立つので、粘り強く戦って終盤に勝負をかけたいですね。
ポーランド戦ではレヴァンドフスキを自由にさせず、なんとか得点まで結びつけたいところ。
日本代表としては、ハリルホジッチ監督が突如解任され混乱状態にありますが、その中でもチームづくりをしていかなければなりません。
23人の代表メンバーを早く決めて、しっかりと準備して欲しいですね。