2018FIFAワールドカップ ロシア大会のグループステージ第2節が終わり、グループステージの突破・敗退が確定する組が出てきました。
このページでは、Tavitt Footballが選出する第2節のベストイレブンを掲載します。
目次
Tavitt Football選出!グループステージ第2節ベストイレブン
ハリー・ケイン(イングランド)
第一節で2ゴールをマークしているイングランド代表のエース、ハリー・ケインは第2節パナマ戦ではハットトリックの大活躍。
2試合で5ゴールという大暴れを見せ、第二節終了時点では得点ランキングのトップに立っています。
2得点はPKからですが、冷静に沈める決定力はまさにワールドクラスです。
ロメル・ルカク(ベルギー)
ベルギー代表FWのロメル・ルカクはチュニジア代表との試合で2ゴールをマークしました。
これで2試合連続2ゴールとし、第二節終了時点で4ゴール、得点ランキングでは5ゴールのケインに次いで2位に位置しています。
第3節のイングランドvsベルギーでは両エースの対決が見られると思ったのですが、ルカクはチュニジア戦で足首を負傷。
イングランド戦での欠場は濃厚とされています。今大会中に復帰することができるのでしょうか?
アーメド・ムサ(ナイジェリア)
ナイジェリア代表FWのアーメド・ムサは第二節アイスランド戦で2ゴールをマークしました。
1点目は完璧なトラップからのボレー、2得点目は大柄な体格を持つアイスランドの守備陣を自慢のスピードで切り裂き、圧倒的な攻撃力を見せつけました。
ロシアの強豪CSKAモスクワから、プレミアリーグのレスターへ加入したムサでしたが、イングランドのサッカーに馴染むことはできず、2018年はレンタルで再びCSKAモスクワに戻っています。
ロシアワールドカップでの活躍を見ると、やはりムサにはロシアの空気が合っているのか・・・と思ってしまいますね。
ハメス・ロドリゲス(コロンビア)
2014年のブラジルワールドカップで得点王となったコロンビアのエース、ハメス・ロドリゲス。
第一節の日本戦では途中出場したものの流れを変えられず、1-2で敗北、コロンビア代表は大きく批判されていました。
負ければ敗退が確定する第二戦のポーランド戦でハメス・ロドリゲスは先発出場、すると見事に2アシストを記録し実力を証明。
この試合ではパス本数、チャンスメイク数とも1位で、コロンビア代表の攻撃の中心として活躍しました。
フアン・クアドラード(コロンビア)
コロンビア代表のスピードスター、クアドラードは第二節のポーランド戦で1ゴールを挙げ、ポーランド代表をグループステージ敗退に追い込みました。
初戦の日本戦では、退場者が出たことで前半のうちに交代させられてしまいましたが、クアドラードを失ったコロンビア代表の推進力は一気に低下し、そのまま敗北してしまいました。
第二節でチーム最多のドリブル成功を記録し、自分が必要不可欠な存在だと改めて証明しました。
柴崎岳(日本)
第二節で日本代表は強豪セネガルと対戦し2-2で引き分けました。
攻守両面でチームの中心となっていたのが、日本代表の柴崎です。
長短織り交ぜたパスでゲームを作り、特に対角線に出すロングパスはまさに芸術、日本代表が同点に追いついた乾選手のゴールの起点となりました。
また、以前ではデュエルの場面で弱さが見られましたが、守備面でもかなりのインテンシティ(強度)を見せつけました。
ルカ・モドリッチ(クロアチア)
第一節のベストイレブンにも選出したクロアチア代表のMFモドリッチは第二節でもチームの中心として活躍。
クロアチア代表は優勝候補の一角であるアルゼンチンを3-0で下し、決勝トーナメント進出を決めました。
モドリッチはエリア外から豪快なミドルシュートを突き刺し、プレーメーキングだけでなく、狙いすましたシュートも大きな武器であることを見せつけています。
バルセロナのラキティッチ、レアル・マドリードのモドリッチが構成するクロアチア代表の中盤コンビは、今大会で最高の中盤かもしれません。
マルセロ(ブラジル)
ブラジル代表は初戦のスイス戦でドローに終わり、第二節のコスタリカ戦は確実に勝利したいゲームでした。
しかし、コスタリカ代表GKナバスの固い守備をこじ開けられずに試合は0-0のまま後半アディショナルタイムへ。
この状況を打破したのがブラジル代表の左サイドバック、マルセロです。
マルセロから送られた中央のクロスを折り返し、最後に詰めたのはコウチーニョ!
劇的なゴールで勝利したブラジル代表ですが、この試合でマルセロはドリブル成功率100%を記録し、同じく左サイドを務めるネイマールと共に脅威であり続けました。
ジョン・ストーンズ(イングランド)
イングランド代表でセンターバックを務めるストーンズは、空中戦や1対1で圧倒的な強さを見せ、第二節のパナマ戦ではDFながらも2ゴールを記録。
さらにパス本数96本と2番目の多さで、パス成功率96.9%は1位と、イングランド代表のゲームの組み立てにも大きく関与しています。
ムサ・ワゲ(セネガル)
第二節の日本戦で右サイドバックとして出場したワゲは、71分に右足で勝ち越しゴールをマークしました。
このゴールはアフリカ出身選手のワールドカップ最年少得点記録(19歳と263日)となり、歴史に名を刻むゴールとなりました。
ワゲは現在ベルギーリーグのオイペンに所属していますが、ワールドカップの活躍から、ビッグクラブからのオファーもあるかもしれません。
ルイ・パトリシオ(ポルトガル)
ポルトガル代表GKのルイ・パトリシオはモロッコ戦で15本ものシュートを打たれるも、無失点に抑えて勝利に貢献しました。
特にセットプレーからMFベルアンダのヘディングシュートをストップしたシーンは、今大会屈指のビッグセーブでしょう。
ルイ・パトリシオは今シーズンからプレミアリーグ昇格組のウォルヴァーハンプトンへの移籍が決定しているため、今季は彼のプレーをプレミアで見ることができそうです。
まとめ
早くも第二節が終了し、アルゼンチンが窮地に追い込まれるなどの波乱が起こっています。
グループステージ最終戦では1位・2位が確定し、決勝トーナメントの組み合わせも明らかになります。
どのチームが決勝トーナメントで激突するのでしょうか?楽しみですね!