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2017-18プレミアリーグ第21節「リヴァプールvsレスター・シティ」解説 | Tavitt Football Journey

2017-18プレミアリーグ第21節「リヴァプールvsレスター・シティ」解説

12月30日に行われたプレミアリーグ第21節「リヴァプールvsレスター・シティ」をスポナビライブで観戦。

会場はリヴァプールの本拠地「アンフィールド」です。

9月のEFLカップでも対戦している両チーム、この時の試合では日本代表FW岡崎慎司が1ゴール1アシストの活躍を見せ、レスターが2-0で勝利しています。

しかし、最近のリヴァプールはリーグ戦11試合で負け無しと好調。

一方のレスターは前節でワトフォードに逆転負けを喫し、3試合連続で勝てていません。

2017年最後の試合となったこのゲームはどのような結末を迎えるのでしょうか?

両チームのスタメン・フォーメーション

リヴァプール【4-3-3】

リヴァプールを率いるクロップ監督は4-3-3を採用してきました。

DF「アルベルト・モレノ」を怪我で欠く最終ラインには、左からDF「アンドリュー・ロバートソン」DF「デヤン・ロヴレン」DF「ジョエル・マティプ」DF「ジョー・ゴメス」が配されます。

中盤の底にはドイツ代表MF「エムレ・ジャン」、その前にはMF「ジェームズ・ミルナー」とMF「フィリペ・コウチーニョ」が横並び。

前線はおなじみのメンバー、左からFW「サディオ・マネ」FW「ロベルト・フィルミーノ」、そして得点ランキングで2位に位置しているFW「モハメド・サラー」です。

直近11試合では負け無しのリヴァプールですが、少々引き分けが目立ち順位は4位に留まっています。

トップ4の位置を安泰にするためにも、これ以上格下相手の取りこぼしは避けなければなりません。

レスター【4-4-1-1】

レスターを率いるピュエル監督は4-4-1-1のフォーメーションを採用しました。

最終ラインは「クリスティアン・フクス」「ハリー・マグワイア」主将の「ウェズ・モーガン」「ダニエル・アマルティ」の4枚。

中盤は左から「マーク・オルブライトン」「ウィルフレッド・ディディ」「ビセンテ・イボーラ」「リヤド・マフレズ」が配されます。

最前線は「ジェイミー・ヴァーディ」、その後ろには「デマレイ・グレイ」が入り、岡崎はベンチスタートです。

今までのカウンター一辺倒の戦術だけではなく、ボールを保持するフットボールをチームに浸透させたいと話しているピュエル監督。

ここ数試合では勝ち星が無いレスターはアウェイで勝利することができるのでしょうか?

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「リヴァプールvsレスター」 ハイライト動画

前半 : 開始早々にスコアが動く

アンフィールドの大歓声を受け、スタートしたこのゲームですが、リヴァプールは試合開始早々に失点してしまいます。

前半2分、リヴァプールのビルドアップでパスがズレた所をレスターMFイボーラがカット。

イボーラはこぼれ球をワンタッチで右サイドのマフレズに展開すると、裏に抜け出したマフレズは冷静に中央へ折り返しのクロス。

中央でFWヴァーディーが押し込んでレスターが先制点を奪います。

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ホームで先制点を奪われてしまったリヴァプールは早い時間に追いつきたいところでしょう。

リヴァプールは左サイドを中心に攻撃を組み立てていきます。

6分、左サイドのリヴァプールMFマネから中央に早いグラウンダーのクロスが入り、FWサラーにビッグチャンスが訪れますが、シュートはわずかにゴールの左。

続いて11分、リヴァプールMFミルナーの縦パスに抜け出したサラーはボックス内に侵入しシュートを放ちますが、全速力で戻ってきたレスターDFマグワイアの素晴らしいスライディングに阻まれます。

18分、リヴァプールは左サイドのロバートソンのクロスから中央のマネがボレーで合わせてネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定に。

直後の20分、FWフィルミーノとのワンツーでサラーがキーパーと1対1を迎えるも、チップキックで浮かせたボールはわずかにゴールの左。

リヴァプールはチャンスを作り続けるも・・・

プレミアリーグで15ゴールを挙げているサラーのらしくないプレーが続き、前半は0-1でレスターのリードのまま終了。

リヴァプールは何度も決定的なチャンスを作っていますが、このまま得点できない時間が続くと焦りが出始め、前掛かりになったところをカウンターで狙われてしまうでしょう。

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後半 : リヴァプールが劇的な逆転

なんとか早い時間帯に追いつきたいリヴァプールは、後半も攻勢に出ます。

52分、リヴァプールは後半の早い時間に同点に持ち込むことに成功します。

リヴァプールFWマネがバックヒールで中央に抜け出したサラーにスルーパスを送ると、サラーはドリブルでフクスとアマルティを細かいタッチでかわし、そのままシュート。

キーパーの股の間を抜くシュートがネットを揺らし、リヴァプールが同点に追いつきます。

サラーの今季16ゴール目で同点に追いついたリヴァプールは、58分にカウンターからチャンスを得ますが、ここはレスターGKシュマイケルが絶妙なタイミングで飛び出して難を逃れます。

押し込まれるレスターも反撃、66分にコーナーキックのこぼれ球をレスターMFディディがミドルシュート。

GKカリウスが全く反応できないほどの強烈なシュートは右のゴールポストをわずかに外れ、レスターはリードを奪うことができません。

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72分にクロップ監督はFWマネを下げてFW「アレックス・オックスレイド=チェンバレン」を投入。

シーズン序盤こそ好調だったマネはここまで4ゴールのみ、この試合でも得点を決めることができませんでした。

対するレスターのピュエル監督はFWヴァーディーとMFマフレズを下げて、岡崎とFW「イスラム・スリマニ」を投入して勝負に出ます。

スコアが動いたのは76分。

リヴァプールFWフィルミーノの速い縦パスをMFミルナーがワンタッチでヒールパスで前線に流すと、ボールはFWサラーに繋がります。

屈強なレスターDFマグワイアを背負った状態でボールを受けましたが、うまく入れ替わりキーパーと1対1に。

サラーは冷静に左足のシュートで今日2点目のゴールを決め、リヴァプールがリードを奪います。

追いかける立場となったレスターは、パワープレイでなりふり構わず攻撃に転じてきます。

今季のリヴァプールはこういった状況で追いつかれるパターンが多いので、クロップ監督はMFコウチーニョを下げてDFクラヴァンを投入し、守備固めで逃げ切り狙いです。

リヴァプールはこのまま時間を上手く使い、2-1で勝利終了。

サラーの2ゴールでリヴァプールがプレミアリーグの無敗記録を12試合に伸ばしました。

試合後感想

試合結果
リヴァプール 【2-1】 レスター・シティ

幸先良く先制したレスターでしたが、ピュエル監督が目指すフットボールの影響なのか、守備ラインが高く設定されていました。

ボールを保持して効果的に攻撃できていたかと言うと微妙で、この戦術の浸透までは時間がかかるかもしれません。

個人的には岡崎+ヴァーディーの組み合わせがレスターの良さを引き出すと思うのですが・・・

レスターとしてはDFマグワイアが最初の失点後に無駄なもみ合いからイエローカードをもらっていたのが痛かったですね。

それが無ければ2点目のサラーにはもっと強くアプローチに行けたと思います。

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リヴァプールは前半にチャンスを逃し続けましたが、後半の早い時間帯に同点に追いつくことができたのが勝利に繋がりました。

リスクを侵してくる相手に対して最後までしっかり守りきれたのが今日の一番の収穫なのでは無いでしょうか。

個人的マン・オブ・ザ・マッチは「モハメド・サラー」

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この試合でのマン・オブ・ザ・マッチは2ゴールを記録したリヴァプールFW「モハメド・サラー」でしょう。

前半は何度も決定機を逃し続けており、移籍当初のサラーに戻ってしまったのか・・・?と思いましたが、後半は見事に結果を残してくれました。

1点目のドリブルも素晴らしかったのですが、個人的に驚きだったのは2点目です。

194cm/100kgのレスターDFマグワイアを背負っても倒れないのには驚きました。

爆発的なスピードに加え、強靭なフィジカルを持ち合わせているのは反則級だと、改めて感じましたね、

2017年はリーグ戦17ゴールで締めくくり、新加入選手としては期待以上の出来でしょう。

年明けも怪我をせずに活躍を続けて欲しいですね。

まとめ

リーグ無敗記録を12試合に伸ばしたリヴァプールはいい雰囲気で年を越すことができますね。

マンチェスター・シティの存在を考えると優勝は厳しそうですが、2位、3位は十分に狙えるポジションにつけています。

サウサンプトンからDF「ファン・ダイク」の獲得も発表しましたし、チャンピオンズリーグでの上位進出も期待しましょう。

一方のレスターは今後ピュエル監督の戦術を浸透させるのか否かでシーズン成績が左右されそうです。

どちらにせよ、早めにどうやって戦うか決断したいところですね。

サポーターの支持は間違いなく従来のカウンターサッカーですが・・・。

両クラブが2018年をどのように戦っていくのか、今後の活躍に注目しましょう。