チャンピオンズリーグ

チャンピオンズリーグでトッテナムが歴史的勝利!第4節の総まとめ

@cfcunofficial (Chelsea Debs) London by flickr (CC BY-SA 2.0)

UEFAチャンピオンズリーグ2017-18には、プレミアリーグのクラブが5チーム出場しています。

ここまで好調のプレミアリーグ勢でしたが、第4節も引き続き好調を維持できたのでしょうか?

今回の記事では、プレミア勢のチャンピオンズリーグ第4節を各チームごとに振り返ります。

グループH『トッテナム』

第4節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
トッテナム 10 +7
レアル・マドリード 7 +3
ドルトムント 2 -4
アポエル 2 -6

試合結果
トッテナム 【3-1】 レアル・マドリード

チャンピオンズリーグのグループHを戦うトッテナムは、ホームで昨年CL王者のレアル・マドリードと対戦し3-1と歴史的な勝利を手にしています。

トッテナムは前半からペースを握る

レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドは、チャンピオンズリーグでは開幕から3試合連続でゴールを決めていますが、リーガ・エスパニョーラでは未だに1ゴールと不調。この試合ではどのようなパフォーマンスを見せるのでしょうか。

27分、トッテナムMFハリー・ウィンクスが右サイドのDFキーラン・トリッピアーにロングパスを送ると、トリッピアーはこれをダイレクトで中央に折り返します。

ここにスライディングで飛び込んだのはトッテナムMF「デレ・アリ」、ここしか無いというタイミングで飛び込んだ素晴らしいシュートはゴール左隅に吸い込まれていきました。

トリッピアーの絶妙なクロスから生まれたゴールでトッテナムが1-0とリードを奪います。

29分、31分と立て続けに反撃に出るレアルマドリードに対し、トッテナムの守備陣はGK「ウーゴ・ロリス」を中心に冷静に対応しています。

「トッテナムは若いチームだから欧州の舞台では弱い」と言われていたのが嘘のようです。

前半は1-0でホームのトッテナムがリードのまま折り返します。

後半は裏への抜け出しで同点を狙うレアル・マドリードでしたが、得点を奪ったのはまたしてもホームチーム。

55分、トッテナムDFフェルトンゲンの速い縦パスをMFエリクセンがスルー、これを受けたMFデレ・アリがレアル・マドリードMFカゼミーロをフェイントでかわし、そのままシュート。

レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスに当たってコースが変わったボールはそのままゴールへ。

デレ・アリの2得点目でトッテナムがリードを2点に広げます。

2点ビハインドとなったレアル・マドリードはここから怒涛の反撃。

ゴール前での混戦から、レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスがシュートしますが、これはクリスティアーノ・ロナウドの足に当たってしまいノーゴール。

この日のレアル・マドリードはゴールが遠く、選手たちには苛立ちが見え始めました。

すると64分、再びトッテナムがカウンターから得点を奪います。

MFデレ・アリが自陣でボールをキープし、右に開いた前線のFW「ハリー・ケイン」にスルーパス。

これを受けたケインはディフェンスを引きつけ、逆サイドに走り込んだMFクリスチャン・エリクセンにラストパス。

エリクセンが冷静にコントロールシュートで流し込んで3-0。トッテナムが勝負を決定づけます。

まさかの3点ビハインドとなった昨季CL王者のレアル・マドリード。

80分にDFマルセロのクロスのこぼれ球をクリスティアーノ・ロナウドが決めてレアル・マドリード1点を返しますが、反撃はここまで。

トッテナムは昨季王者を3-1で粉砕し、グループステージ突破を決めています。

今季のCLではマンチェスター勢の躍進に期待していたのですが、グループステージの戦いぶりを見ていると、トッテナムもどこまでいくか楽しみですね。

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グループA『マンチェスター・ユナイテッド』

第4節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
マンチェスター・ユナイテッド 12 +9
バーゼル 6 +3
CSKAモスクワ 6 -3
ベンフィカ 0 -9

試合結果
マンチェスター・ユナイテッド 【2-0】 ベンフィカ

チャンピオンズリーグのグループAを戦うマンチェスター・ユナイテッドは、ホームでポルトガルの古豪ベンフィカに2-0で完勝。

この結果を受けて、グルースステージの突破に王手をかけています。

ハムストリングの怪我で離脱中のMF「ポール・ポグバ」、さらにMF「マルアン・フェライニ」も怪我で欠いているモウリーニョ監督ですが、この試合では若手のMF「スコット・マクトミネイ」とベテランMF「ネマニャ・マティッチ」を起用しました。

直近ではゴールが減っているFW「ロメル・ルカク」は、なんとか結果を残したいところでしょう。

前半はホームチームが攻め立てる

キックオフ後はホームのマンチェスター・ユナイテッドが攻勢に出ます。

14分。左サイドでボールを持ったマンチェスター・ユナイテッドFW「アントニー・マルシャル」が相手DF3人をかわして単独でドリブル突破。

ベンフィカMFドウグラスがたまらず倒してしまい、これがPKの判定。

PKを得たマルシャルが自ら蹴りますが、このPKはベンフィカの18歳GKスビラルがビッグセーブ。

59分、マンチェスター・ユナイテッドDFクリス・スモーリングをワンタッチで抜き去ったベンフィカMF「ディオゴ・ゴンサルベス」がシュートまで持ち込みますが、ここはマンチェスター・ユナイテッドGKデ・ヘアが指先でコースを代えて難を逃れます。

マンチェスター・ユナイテッドの守護神はこの試合でもビッグセーブを連発し、チームを救っています。

追加点は本日2本目のPKから

ユナイテッドの追加点は77分。

マルシャルと代わり交代で出場したFW「マーカス・ラッシュフォード」が左サイドをスピードで突破、そのままエリア内に侵入しますが、ここはベンフィカのディフェンスが3人がかりで止めに入ります。

しかし、ラッシュフォードがエリア内で倒されると、この日2本目のPKの判定。

このPKをMF「アンデル・エレーラ」がキーパーの逆に転がして、マンチェスター・ユナイテッドが2-0とします。

結局このまま試合は終了、マンチェスター・ユナイテッドが2-0で逃げ切りに成功しています。

左サイドからのドリブル突破が効果的だったFWマルシャル、ラッシュフォード、中盤を落ち着かせたMFマティッチ、20歳ながら卓越したパスを見せたMFマクトミネイなど、良い要素が多い試合でした。

一方で、心配なのが6試合連続でノーゴールとなったゴール欠乏症のFWルカクです。

決勝トーナメントを勝ち抜くにはエースの復調が必須でしょう。

今回の勝利で次節のバーゼル、そしてグループステージ最終節のCSKAモスクワ戦で4点差以上で敗れなければグループステージの突破が決まります。

マンチェスター・ユナイテッドの次節にも注目が集まりますね。

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グループC『チェルシー』

第4節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
ローマ 8 +4
チェルシー 7 +4
アトレティコ・マドリード 3 -1
カラバフ 2 -7

試合結果
ローマ 【3-0】 チェルシー

チャンピオンズリーグのグループCを戦うチェルシーは、イタリアの強豪ローマと対戦し、アウェイで3-0と完敗しています。

その結果、首位だったチェルシーは2位に転落しています。この試合に勝てばトップ通過は確実だっただけに、残念な結果でしょう。

チェルシーを率いるコンテ監督は、3-4-3のフォーメーションを採用。

ハムストリングの負傷から復帰したばかりのMF「エンゴロ・カンテ」はベンチ外とし、コンテ監督はリスクを侵さない決断をします。

チェルシーは開始直後に失点。

昨シーズンのプレミア王者チェルシーは試合開始直後に失点を許してしまいます。

ローマDF「アレクサンドル・コラロフ」が前方にロングパスを出すと、FW「エディン・ジェコ」がヘディングでポストプレー。

落としたボールをダイレクトで打ったのはローマFW「ステファン・エル・シャーラウィ」、アウト気味のボレーシュートは完璧なコースでゴールに突き刺さり、ローマがあっという間に先制点を手にします。

20分、24分とチェルシーFW「エデン・アザール」がシュートを放ちますが、両方ともキーパーの正面。

どちらか一本でも入っていればこの試合の流れも違ったものになっていたでしょう。

ローマの追加点は再び後方のロングパスから。

ローマMF「ラジャ・ナインゴラン」が前線にボールを放り込むと、チェルシーDF「アントニオ・リュディガー」がなぜかこれを見送ってしまいます。

そこを逃さなかったのが先制点を挙げたローマFWエル・シャーラウィ。ワンタッチで冷静に流し込んで、ローマが2-0とリードを広げます。

2点ビハインドとなり、追いつくためにも攻勢に出たいチェルシー。

しかし、ローマが中盤を徹底的に潰してくるため、チェルシーはチャンスを作ることができません。

チェルシーが攻勢に出れない中、63分にローマは勝負を決定付ける3点目を手にします。

チェルシーMFセスク・ファブレガスのパスをローマDFコラロフがカットすると、FWペロッティにパス。

ペロッティはチェルシーのセンターバックが寄せる前に、豪快なミドルシュートを叩き込み、ローマが3点目を手にします。

試合はこのまま3-0でローマの完勝となりました。

この試合では、チェルシーの中盤からのロングフィードに対応できない弱点をローマが上手く突いていました。

また、カンテとモーゼスが不在なのが大きく、ミドルシュートを簡単に打たせてしまっていたのが問題です。

この試合のチェルシーは、昨シーズンにプレミアを制覇したチームとはまるで別のチームのようなパフォーマンスでした。

過密日程+怪我人で、選手たちのコンディションも落ちているようですし、ここからが正念場ですね。

不幸中の幸いだったのが、同グループのアトレティコ・マドリードがカラバフと引き分けたこと。

これによって、チェルシーは次節のカラバフとのアウェイゲームに勝てば、グループステージの突破が決定します。

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グループE『リヴァプール』

第4節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
リヴァプール 8 +10
セビージャ 7 0
スパルタク・モスクワ 5 +3
マリボル 1 -13

試合結果
リヴァプール 【3-1】 マリボル

チャンピオンズリーグのグループEを戦うリヴァプールは、ホームでスロベニアのマリボルと戦い、3-0で完勝しました。

前節のアウェイでのマリボル戦では7得点というゴールラッシュを見せたリヴァプールは、この試合でも3得点。

残り2試合を残して、グループステージ突破まであと1勝となりました。

リヴァプールは後半の3発で快勝!

前半は一方的にリヴァプールが攻める展開で、前半終了時のボール支配率はリヴァプールが73%。

しかし、シュート13本を打ちながらも、先制点を奪うことができずにハーフタイムを迎えます。

なかなか点が入らない状況が続く中迎えた49分、DF「アレクサンダー=アーノルド」のアーリークロスに飛び込んだのはFW「モハメド・サラー」、上手くコースを変えたボールがゴールに吸い込まれ、リヴァプールが後半開始早々に先制点を奪います。

52分には、エリア内でリヴァプールFWロベルト・フィルミーノが倒されてPKを獲得。

しかし、MF「ジェームズ・ミルナー」のシュートはカラバフGKハンダノビッチに止められてしまいます。

64分、リヴァプールMF「エムレ・ジャン」がボールを持つと、MFミルナーとのワンツーで中央を攻略。

折り返しを受けたジャンはそのままダイレクトで右隅に決めて、リヴァプールが2-0とリードを広げます。

リヴァプールが一方的に攻める展開が続き、マリボルにはほとんどチャンスがありません。

68分にはマリボルDFミレツがロングシュートを放ちますが、GK「ロリス・カリウス」が冷静に処理。ボールを触るシーンが少ない状況でも集中力を保っています。

リヴァプールの3点目は試合終了直前に生まれました。

左サイドのショートコーナーからリヴァプールDFアルベルト・モレノがクロスを上げると、ボールを受けたFW「ダニエル・スタリッジ」はワントラップからシュート。

このシュートがネットを揺らし、リヴァプールが3-0で完勝しています。

2勝2分で首位に立つリヴァプールは、次節のセビージャとのアウェイゲームに勝てば、グループステージの突破が決まります。

調子を上げてきているリヴァプール。このまま勢いに乗ってグルースプテージを首位通過してほしいですね。

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グループF『マンチェスター・シティ』

第4節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
マンチェスター・シティ 12 +9
シャフタール・ドネツク 9 +2
ナポリ 3 0
フェイエノールト 0 -9

試合結果
ナポリ 【2-4】 マンチェスター・シティ

チャンピオンズリーグのグループFを戦うマンチェスター・シティは、イタリア・セリエAのナポリとアウェイで対戦し2-4で打ち合いを制しています。

この結果を受けて、マンチェスター・シティのグループステージ突破が確定しました。

マンチェスター・シティはCB「ヴァンサン・コンパニ」とDF「バンジャマン・メンディ」を負傷で欠いています。

グアルディオラ監督は前節同様に「ジョン・ストーンズ」と「ファビアン・デルフ」を代役に起用しました。

また、DF「カイル・ウォーカー」、MF「ダビド・シルバ」、FW「ガブリエル・ジェズス」に休みを与え、右サイドバックには今夏加入したDF「ダニーロ」を、中盤にはMF「イルカイ・ギュンドアン」を起用しています。

シティはアウェイの洗礼を受ける

マンチェスター・シティの選手がボールを持つと、ナポリサポーターから激しいブーイングが飛ぶため、シティの選手たちには集中力と冷静さが求められます。

11分、13分と左サイドを執拗に攻めるナポリは、21分に先制点を奪います。

左サイドを攻め上がったナポリFWインシーニェがFWメルテンスとのワンツーで抜け出し、そのままインフロントで打ったシュートがサイドネットを揺らします。

スピードのある攻撃でホームのナポリが先制点を手にしました。

しかし、33分にマンチェスター・シティは同点に追いつきます。

ショートコーナーからMFギュンドアンが前線にクロスを入れると、相手ディフェンスの上からヘディングでボールを叩きつけたのはマンチェスター・シティDF「ニコラス・オタメンディ

左隅にヘディングを決めてマンチェスター・シティは同点に持ち込みます。

マンチェスター・シティのペースで終えた前半は1-1の同点で終了。

次にスコアが動いたのは後半開始直後のことでした。

47分、左サイドからのコーナーキックをマンチェスター・シティDFストーンズが高い打点でヘディングシュート。

ゴール上部のポストに当たって跳ね返りますが、ゴールラインを割っており、得点が認められます。

マンチェスター・シティはディフェンス2人の得点で一気に逆転に成功。1-2とアウェイでリードを奪います。

セリエA首位のナポリはホームで負けるわけにはいきません。

62分、コーナーキックからのこぼれ球をクリアしようとしたマンチェスター・シティFWサネが、ナポリDFアルビオルの脛を蹴ってしまい、これがPKの判定。

このPKをMFジョルジーニョがキーパーの逆にキッチリと決めて、ナポリが同点に追いつきます。

逆転したものの、すぐさま同点に追いつかれたマンチェスター・シティ。

ナポリ相手にアウェイでドローならまずまずの結果でしょう。しかし、グアルディオラ監督は引き分けを良しとせず、さらに攻勢を強めます。

69分、マンチェスター・シティはカウンターからFWサネが爆発的な加速力でディフェンス3人を振り切ろうとボールを運びます。

一度はディフェンスに阻まれますが、こぼれ球を拾ったのはFWアグエロ、ゴール右隅に完璧なシュートを蹴り込んで、シティが再びリードを奪います。

プレミアリーグ首位のチームは終了間際にもFWスターリングが追加点を上げ、マンチェスター・シティが2-4で勝利。

アウェイという事で序盤は固さがありましたが、得点後はいつもの力を発揮できていましたね。

この勝利でマンチェスター・シティの2位以上が確定し、グループステージ突破を決めています。

マンチェスター・シティが決勝トーナメントではどこまで駒を進められるのか楽しみですね。

ハイライト動画

まとめ

チャンピオンズリーグの第4節を終え、プレミア勢はマンチェスター・シティとトッテナムが決勝トーナメント進出を決め、残りのチームも2位以内に位置しており素晴らしい結果を残しています。

特に今節では、トッテナムがレアル・マドリードを相手に圧倒的な強さを見せつけたのが印象的で、プレミア勢の底力を発揮してくれましたね。

次節でグループステージの突破が確定するクラブも多そうです。

グループステージ第5節ではプレミアリーグのクラブはどのような結果を残すのでしょうか。引き続き応援していきましょう!

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