16-17シーズン総括

2016-17シーズン総括「トッテナム・ホットスパー」編

2015-16シーズンは最後までレスター・シティとの優勝争いを演じたトッテナム。

しかし、シーズン終盤で失速し結局は3位に転落してしまいました。

スタメン平均年齢25歳とプレミアで最も若い選手を擁するトッテナムは、今季どのように過ごしたのでしょうか?

今回の記事ではトッテナムの2016-17シーズンを振り返っていきます。

トッテナムのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 2位
・FAカップ/ ベスト4
・EFLカップ/ 4回戦敗退
・UEFAチャンピオンズリーグ/ グループステージ敗退

「マウリシオ・ポチェッティーノ」監督のハイプレスを軸にしたフットボールに更に磨きがかかり、今季はリーグ最多の86得点とリーグ最少失点の26得点を記録。

得失点差+60はプレミア歴代4位の記録です。

圧倒的な強さを見せつけたチェルシーに最後まで食らいついたものの、優勝は逃す結果になってしまいました。

とはいえ、プレミアリーグを2位で終えるのは54年ぶりの快挙です。

「アーセナル」とのノースロンドンダービーでも勝利し、22年ぶりに宿敵よりも上位でシーズンを終えました。

残念だったのがチャンピオンズリーグ。せめてグループステージは突破して欲しかったですね。

シーズンを通しての成績は非常によく、王者チェルシーがいなければ確実に優勝ができている成績です。

それほどまでに、プレミア新記録の年間30勝を挙げたチェルシーが強すぎました。トッテナムとしては不運なシーズンだったといえるでしょう。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 4-2-3-1

大活躍したのはエースのイングランド代表FWハリー・ケイン。負傷で計2ヶ月程離脱しながらもリーグ29得点とプレミアリーグ得点王に輝きました。

ケインは3年連続20ゴールを記録し、プレミア史上4人目となる偉業を達成。

このケインに素晴らしいボールを配給していたのが、デンマーク代表のMFクリスチャン・エリクセンです。

エリクセンはアシストランキング2位となる15アシストを記録し、トップ下のデレ・アリもMFでは最多となるリーグ18ゴールを記録しています。

さらに昨シーズンは途中出場が多かったソン・フンミンもシーズン通算21ゴールと完全にフィット。

圧倒的な攻撃力を持つトッテナムですが、守備の面でも成長が見えました。

システム2 : 3-4-2-1

アルデルヴァイレルトが欠場した12節のアーセナル戦では、急遽3バックを採用。この3バックのシステムでは9勝2分と、有効な戦術オプションとなりました。

3バックのオプションが増えたことから、多少の負傷者が出ていても安定したクオリティを保てるチームに。

2015-16シーズンは終盤に息切れをしてしまい、3位まで落ちてしまったのですが、今シーズンは3月以降のプレミア12試合で11勝1敗という好成績を残しています。

また、新戦力のMFワニアマの活躍にも注目しましょう。

ワニアマが強靭なフィジカルを活かし、敵の攻撃の芽を潰したことで、チームの安定感が格段にアップしました。

課題 : ホームスタジアムでの戦い方

トッテナムの本拠地「ホワイト・ハート・レーン」は現在移転工事中で、2016-17シーズンをもってリーグ戦での使用はできなくなってしまいます。

新スタジアムが完成するまでは、サッカーの聖地とも称される「ウェンブリー・スタジアム」を間借りしてホームゲームを戦わなければなりません。

実はトッテナムは、昨シーズンのCLではすでに「ウェンブリー・スタジアム」をホームとして利用していました。

ですが、9万人収容といういつもと違う空気感のスタジアムに選手たちは戸惑い、結果としてグループステージでの敗退を喫してしまいました。

ホワイト・ハート・レーンの収容人数が3万6000人だったことを考えると、ウェンブリーでは倍以上の観客が訪れることになりますからね。

新シーズンではウェンブリーの雰囲気にどれだけ早く慣れるかがカギになってきそうです。

新シーズン展望

トッテナムの不安要素は前述のスタジアムの件以外ほとんど無く、このまま継続していけばプレミア制覇も間近でしょう。

若手を多く擁しているので、他のビッグクラブから選手の引き抜かれないようにする工夫と、より選手層を厚くするためにバックアッパーを獲得したいですね。

2015-16シーズンは若さゆえに選手が試合中に冷静さを失ってしまう場面が多々見受けられましたが、今シーズンはそういった場面も少なくなりました。

今シーズンの2位確保でポチェッティーノ監督も名将の仲間入りを果たしましたね。あれだけ名将揃いのプレミアで2位確保はなかなかできるものではありません。

後は最後の壁を乗り越えるだけのトッテナム。来シーズンでの戦いに期待しましょう!

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