16-17シーズン総括

2016-17シーズン総括「ストーク・シティ」編

2013-14、2014-15、2015-16シーズンと3シーズン連続でプレミア9位に位置している「ストーク・シティFC」

以前は空中戦に強いチームとして定評があったストーク・シティですが、近年ではスイス代表MF「ジェルダン・シャチリ」を獲得するなど、テクニカルな選手の加入が目立っています。

補強の路線変更により改革を進めるストーク・シティは、2016-17シーズンをどのように戦ったのでしょうか?

今回の記事ではストーク・シティの2016-17シーズンを振り返っていきます。

ストーク・シティのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 13位
・FAカップ/ 3回戦敗退
・EFLカップ/ 3回戦敗退

開幕から未勝利が続き、ようやく初勝利を挙げたのは第8節のサンダーランド戦。

3月には順位を9位まで上げましたが、4~5月の9試合での成績は2勝2分5敗と散々なものに。

最終的には13位でシーズンを終え、カップ戦でも早々に敗退するなど、不本意なシーズンになってしまいました。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 4-2-3-1

かつては”人間発射台”と呼ばれた「ロリー・デラップ」のロングスローを武器に、大柄なFWを空中戦で戦わせるという戦術だったストーク・シティ。

しかし、40m級のスローインを投げられる選手は滅多におらず、2013年にデラップが退団して以降、ストーク・シティは新たな戦術を模索し続けています。

2016-17シーズンは縦に素早く仕掛ける戦術を採用していましたが、FW陣の不調をキッカケとして、戦術が機能しないままシーズンを終えてしまいました。

特に不調だったのは、エースとして期待されてマンチェスター・シティからレンタルで加入したFW「ウィルフリード・ボニー」です。

前線で孤立する場面が目立ち、10試合出場2得点と定位置すら確保できず、サポーターの期待を裏切ってしまいました。

さらに、守護神を務めていたイングランド代表GK「ジャック・バトランド」が骨折でシーズンのほとんどを棒に振ってしまったのも痛かったですね。

システム2 : 3-4-2-1

そんなチームを救ったのがベテラン勢の活躍です。

かつて”人間発射台”のターゲットとして活躍した身長201cmのFW「ピーター・クラウチ」は、36歳ながらも7得点を挙げ、チーム内得点王に。

守護神の穴を埋めたのは、35歳のGK「リー・グラント」です。

ビッグセーブを連発し、28試合中9試合を無失点に抑える活躍でチームの守備を支えました。

2016-17シーズンに流行した3バックを採用した試合も6試合ありましたが、結局どれも機能せず。

ベテランの活躍がなければ残留争いに巻き込まれていたのは間違いないでしょう。

課題 : 攻撃陣の再建

36歳のFW「ピーター・クラウチ」に頼らざるを得ない状況に陥っているストーク・シティの攻撃陣。

身長201cmのクラウチのヘディングは脅威ですが、こういった特異な選手を中心にチームづくりを行うのは非常に危険です。(かつてのロングスロー戦術のように)

エースとして期待されたFW「ウィルフリード・ボニー」が不調で、冬の移籍市場で加入したFW「サイド・ベラヒノ」も禁止薬物使用の報道が出たりとメディアを騒がせ、ピッチ上では18試合出場0得点とまったく活躍できないままシーズンを終えました。

また「マメ・ビラム・ディウフ」は登録上はFWなのに、サイドバックで出場している試合のほうが多いのも謎でした。

それほどサイドバックに適正のある選手がいないという事なのでしょうか。

本人はセンターフォワードとしてのプレーを望んでいるようなので、サイドバックの選手を獲得して彼をFW起用にするのがいいかもしれませんね。

この夏にどのポイントを補強をしていくのか、どのように攻撃陣を再建していくのかが大きな課題です。

2017-18シーズン展望

チームの中心選手として活躍していたオーストリア代表MF「マルコ・アルナウトビッチ」のウェストハムへの移籍が決定。

2016-17シーズンも6ゴール5アシストと結果を残していただけに、この退団は大打撃ですね。

得点力の強化に加えて、アルナウトビッチの後釜も確保しなければなりません。

今夏の移籍市場は大忙しになりそうですが、ストーク・シティのフロントがどのような補強を行っていくのか楽しみですね。

2017-18シーズンは、トップ10に返り咲くことができるのか。また、どのような選手が加入するのか。

ストーク・シティの新シーズンに注目しましょう!

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