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2016-17シーズン総括「チェルシー」編 | Tavitt Football Journey

2016-17シーズン総括「チェルシー」編

2014-15シーズンはプレミアリーグを制覇したものの、翌2015-16シーズンは10位に沈んでしまったチェルシーは、前イタリア代表監督でもある「アントニオ・コンテ」を招き、新シーズンを迎えました。

果たして2季ぶりの王座奪還となったのでしょうか?

今回の記事ではチェルシーFCの2016-17シーズンを振り返っていきます。

チェルシーのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 優勝
・FAカップ/ 準優勝
・EFLカップ/ 4回戦敗退

昨季はチャンピオンズリーグの出場がなかったといえ、プレミアリーグ年間30勝は素晴らしい成績です。

また、勝ち点93獲得は歴代2位の数字で、コンテ率いるチェルシーがどれだけ優れていたかデータにも表れています。

「ジョゼップ・グアルディオラ」「ジョゼ・モウリーニョ」が監督を務めるマンチェスター勢が優勝候補として期待される中、結果としてプレミアを制覇したのは、2015-16シーズンを10位で終えていたチェルシー。

前シーズンとはまったく別のチームのように見え、かつてユベントスでセリエAを3連覇に導いたコンテのマネジメントがどれほど優れているか、改めて感じさせられました。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 3-4-2-1

システム2 : 4-3-3

開幕当初は4-3-3を採用していたものの攻守のバランスが悪く、6節のアーセナル戦後半から3バックシステム(3-4-2-1)への切り替えを図りました。

この試合は3-0で敗戦してしまいましたが、チームは新たなシステム構築のきっかけを掴み価値のある敗戦となりました。

次節7節以降は怒涛の13連勝をし、プレミア制覇へ独走状態を築きます。正直、私自信もここまで連勝するとは思っていませんでした。

昨シーズンは活躍できず自信をすっかり失っていたMF「エデン・アザール」も自己最多の16ゴールをあげ、汚名返上を果たすことに成功。

システムを大胆に変更し、3バックを瞬く間に機能させるコンテ監督の決断力と戦術手腕がチームをプレミアリーグ制覇へ導いたといえるでしょう。

課題 : 新エースの獲得

FW「ジエゴ・コスタ」は前半戦の19試合で14ゴールと好調だったものの、後半戦は19試合6得点と大きく調子を落としてしまいましたね。

新シーズンではコンテ監督の構想外であることが伝えられたと本人がインタビューで明かしているので、チェルシーは新FWを獲得することが濃厚です。

プレミアリーグのエヴァートンに所属し、昨季25ゴールを記録している「ロメル・ルカク」が候補としてあげられていたのですが、ルカクはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。

争奪戦に敗れたチェルシーは、レアル・マドリードのFW「アルバロ・モラタ」やトリノFW「アンドレア・べロッティ」の獲得に動き出すようです。

新シーズン展望 : ビッグクラブとしての安定性を

チェルシーは2011-12シーズンにチャンピオンズリーグを優勝しましたが、次のシーズンではグループステージ敗退。

2014-15シーズンにプレミアリーグを制覇した後には10位転落と、安定性に欠ける印象があります。

来季はプレミアリーグ、FAカップ、EFLカップ、UEFAチャンピオンズリーグと4つのコンペティションを戦わなければなりません。

全ての大会で安定した成績を残すためには、選手層の厚さが必要不可欠です。

過密日程で故障者も増えてくるでしょうし、ターンオーバーをどのように採用するかも考えるべきポイントですね。

また、夏の補強も来シーズンの成功には欠かせません。チェルシーからは国内外にレンタル中の有望株も多いので(U-19イングランド代表「チャーリー・コルケット」やデンマーク代表「アンドレアス・クリステンセン」など)、そこからトップチームに復帰する選手が出てくるかもしれません。

どこのポイントに選手を補強し、プレミア連覇を狙うのか。来季のチェルシーからも目が離せませんね。