18-19シーズンの残り試合数も少なくなり、すでに2クラブの降格が決まってしまいました。
プレミアリーグからは3クラブが降格するので、残り1枠がどのクラブになるか?という状況で、白熱の残留争いが行われています。
このページでは18-19シーズンに降格することになってしまった2クラブについてと、残り1枠はどこのクラブになるのか?という点について書いていきます。
ハダースフィールド・タウン
プレミアリーグ最下位に沈んでいたハダースフィールドは、3/30に行われたプレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦で0-2で敗戦し、降格が決定しました。
英メディア「ミラー」によると、3月中に降格したクラブはプレミアリーグ史上2クラブ目とのこと。
ハダースフィールドは17-18シーズンにプレミアリーグへ初昇格し、昨季は16位でシーズンを終えなんとか踏みとどまったものの、今季は32節終了時点でわずか3勝しかできていません。
クラブを史上初のプレミアリーグ昇格に導いたデイビッド・ワグナー監督を解任しましたが、状況は好転せずにそのまま降格が決定してしまいました。
1番の問題点はやはり得点力です。
ここまで32試合で18得点しかできていないのはリーグワーストで、2番目に得点数が少ないカーディフと比べても10得点も少ないです。
今夏に大きく補強した最終ラインは最低限の活躍をしていると言えますが、1シーズンでのプレミア復帰を目指すのであれば得点力のアップは必須だと言えるでしょう。
フラム
プレミアリーグ19位に沈んでいたフラムは、4/2に行われたプレミアリーグ第33節ワトフォード戦で1-4と大敗し、降格が決定しました。
5試合以上を残して2クラブの降格が決定するのは94-95シーズン以来24年ぶりのことです。
フラムは昇格プレーオフを制し今シーズンからプレミアに昇格していましたが、わずか1年での降格となってしまいました。
フラムはリーグ最多の76失点を喫しており、失点数が2番目に多いカーディフよりも15点も多く失点している状態です。
シーズン中に2度の監督交代をし、元イングランド代表でクラブOBのスコット・パーカーが新監督に就任するも、成績は好転しませんでした。
ネクスト・ベイルはどうなった?
フラムといえば昨季2部で16得点8アシストを叩き出し「ネクスト・ベイル」と称された18歳の「ライアン・セセニョン」が在籍しているチームです。
[clink url=”http://tavitt-football.com/ryan_sessegnon/”]プレミア初挑戦となったセセニョンは、ここまで30試合2ゴール6アシストと昨季ほどのインパクトを残せておらず、プレミアの壁にぶち当たっている状態です。
しかしながら、18歳でリーグ30試合に出場しており、ポテンシャルは確かなので、ビッグクラブからのオファーは間違いなくあるでしょう。
フラムは降格し来季は2部で戦うため、セセニョンは来季にどこのクラブで戦うのかには注目が集まります。
降格の残り1チームは?
今シーズンの残留争いも本格化しており、残り1チームが降格する形になります。
現在降格圏に位置するのが勝ち点28のカーディフ。ポイントが5も離れているので降格候補筆頭と言っていいでしょう。
しかし、残り試合でビッグ6との対戦を多く控えているのが「バーンリー」や「ブライトン」です。
残留争い同士の直接対決もあるので、カーディフが降格圏を抜け出す形も十分に考えられます。
プレミア優勝争い、CL出場権争いも白熱していますが、残留争いも見応えがあります。
普段見ていないクラブを見るいい機会でもありますので、ぜひ注目してみてくださいね。