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ストーク・シティがマーク・ヒューズ監督を解任!うまくいかなかった理由は? | Tavitt Football Journey

ストーク・シティがマーク・ヒューズ監督を解任!うまくいかなかった理由は?

プレミアリーグのストーク・シティは1月6日、FAカップ3回戦で4部のコヴェントリー・シティに1-2で敗戦。

その後、ストーク・シティはマーク・ヒューズ監督の解任を発表、今季プレミアリーグで7人目の監督解任となりました。

この記事では、マーク・ヒューズ監督がなぜ失敗してしまったのか考えていきたいと思います。

今季はプレミアリーグ18位に沈む

FAカップでの敗戦直後の監督解任発表でしたが、主な理由はプレミアリーグで降格圏に位置する18位というポジションにあるでしょう。

今季の成績は22節終了時点で5勝5敗12敗と大きく負け越し、18位に沈んでいます。

マーク・ヒューズ監督は2013-14シーズンにトニー・ピューリス監督の後を継ぎ、ストーク・シティの監督に就任。

そのシーズン、ストーク・シティは11億円の投資しかしていないにも関わらず、クラブ史上最高位であるプレミアリーグ9位でフィニッシュ。

マーク・ヒューズ監督は経営陣の心をガッチリ掴み、その後の2014-15,2015-16シーズンと3年連続で9位フィニッシュを果たします。

昨季は13位と振るいませんでしたが、ネームバリューで言えば十分な戦力を保持している中堅クラブ。

今季も中位でフィニッシュするかと思いきや、試合結果を見ると大量失点で敗れる試合が目立ちます。

47失点、得失点差マイナス24はリーグ最低の成績です。

ヒューズ監督解任の理由は?

英メディアBBC SPORTSは「Where did it all go wrong for sacked Mark Hughes?(解任のマーク・ヒューズはどこで間違ったのか?)」と題し、「補強失敗」「守備の崩壊」の二点について言及しています。

個人的にストーク・シティは、人間発射台”ロリー・デラップ“のロングスローから体格の良い選手を前線でターゲットにするようなトニー・ピューリス監督時代のイメージが強いです。

しかし最近はビッグクラブでポジション争いに敗れた選手などを中心にビッグネームを多く補強しており、上位も狙えるような布陣でした。

ヒューズ監督はパスを繋ぐスタイルに移行を進めましたが、どこで失敗してしまったのでしょうか?

バルセロナから発掘した若手はことごとく失敗に

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例えば、バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のFW「ボージャン・クルキッチ」は、17歳の若さでリーガ・エスパニョーラにデビューし、チームの最年少記録を塗り替えると共に、チーム最年少得点記録も塗り替える活躍を見せていました。

そんなボージャンですが、当時のバルセロナにはFWエトーやFWアンリなどのメンバーが在籍しており、出場機会を求め様々なクラブを渡り歩きます。

そして2014-15シーズンに、ストーク・シティへ完全移籍を果たします。

しかし、丁度慣れてきた2014年1月に左膝じん帯断裂の大ケガを負ってしまい、在籍2シーズンで15ゴールに留まってしまいました。

他にも、将来が期待され2013-14シーズンに獲得したDF「マルク・ムニエッサ」は、定位置を確保できず、2015-16シーズンに獲得したDF「イブラヒム・アフェライ」は負障癖と、バルセロナから獲得した選手はことごとく失敗してしまっています。

ヒューズ監督は戦力を使いこなすことができなかった

クラブレコードで獲得したMF「ジャネリ・インビュラ」など、ストーク・シティに加入後、期待はずれに終わった選手はヒューズ監督在籍時だけでも相当数います。

活躍できなかった選手が責められることが多いですが、これだけの選手が活躍できないとなると、ヒューズ監督の責任もあるでしょう。

その中でも、インテルから獲得したMF「ジェルダン・シャチリ」やリヴァプール獲得したMF「ジョー・アレン」などはチームの主力として定着。

ヒューズ監督はビッグクラブで一定の経験がある選手を定着させることはできる監督ですが、若手で経験が浅い選手を成長させることには向いていないことがわかります。

今季獲得した選手は不調が目立つ

さらに不運だったのが今季獲得したDF「ケヴィン・ヴィマー」やFW「ヘセ・ロドリゲス」などが活躍できなかった点です。

特に守備の崩壊が顕著で、第8節のマンチェスター・シティ戦で7失点の大敗をしたのには驚きました。

中盤と最終ラインの連携がイマイチで、自陣で数的有利な状況でもパス一本で抜け出され失点というシーンが目立ち、その結果がリーグ最多失点です。

どのタイミングでアプローチするか、誰が当たりにいくのかが明確になっておらず、最終ラインからのコーチングが不足していたのは明らかでした。

8節で大量失点した後に修正できれば良かったのですが、ヒューズ監督にその力はありませんでした。

この4年間でパスサッカーにシフトしようとしましたが、近年はほとんど変化を見せることができずに解任となってしまいました。

ストークシティの今後は?

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ヒューズ監督が解任され、ストーク・シティは新しい監督を探さなければなりません。

個人的には以前のピューリス監督時代のようなフィジカルゴリゴリのサッカーをして欲しいのですが、今のテクニカルなプレミアリーグでは厳しいでしょうか・・・

そういった古き良きプレミアリーグのようなプレーをするクラブがあっても面白いと思うのですが。

戦力は十分なだけに、戦術的に優れた監督を連れてくれば一気に化ける可能性もあるので、今後の監督探しに期待したいですね。

後半戦でストーク・シティがどこまで巻き返せるのかに注目しましょう。