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原口元気の加入が噂されるブライトンとは?原口はプレミアで活躍出来るのか? | Tavitt Football Journey

原口元気の加入が噂されるブライトンとは?原口はプレミアで活躍出来るのか?

みなさんは、「ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン」というチームをご存じでしょうか?

イングランド2部にあたるフットボール・リーグ・チャンピオンシップに所属するチームなので、聞いたことがないという方も多いと思います。

そんなブライトンですが、先日、ドイツ1部ヘルタ・ベルリン所属の日本代表MF「原口元気」選手が加入目前と報道され、日本国内での注目度が一気に高まっています。

ブライトンはプレミアリーグに初挑戦!

ブライトンは1901年創設のクラブチームで、1910年にはFAチャリティ・シールドで優勝したこともある古豪です。

しかし、プレミアリーグ創設後は一度もトップディビジョンに在籍したことがなく、近年も昇格プレーオフで涙を呑んでいました。

そんなブライトンが2016-2017シーズンでは、勝ち点93を獲得し、自動昇格圏である2位を確保。

念願のプレミアリーグ初昇格を手にしました。

ブライトンのチーム情報はこちらからどうぞ

ブライトンが原口元気を獲得する意図は?

どのリーグの昇格チームにも言えることですが、昇格シーズンの目標は「何がなんでも残留すること」これに尽きるでしょう。

昇格チームが1年でとんぼ返りになってしまうことはよくありがちですが、昇格クラブとして残留は最も重要視するポイントです。

残留するためには、当然ながら1部リーグでも通用する戦力が必要です。

しかし、昇格チームなので財政的にも豊かではなく(他国の昇格チームよりは断然お金持ちですが)、降格するかもしれないチームに強力な選手の加入は難しいでしょう。

そんな中で注目されるのが安価なアジア人選手です。

原口選手が浦和レッズから現所属のヘルタへ移籍した際の移籍金は、わずか50万ユーロといわれています。(約6,250万円)

とはいえ、ヘルタに所属している間に市場価値は大きく上昇。

ブライトンの300万ユーロのオファーに対し、ヘルタが望む移籍金は600万ユーロと大きく差があり、上手く交渉がまとまるか不安ですね。

個人的にはヘルタ側がいくらか譲歩するべきだと思います。(50万ユーロで購入した選手なので・・・)

海外での経験がある日本人選手の獲得は、マーケティングの面でも非常に有効です。

実際、移籍報道の噂が出ただけでも多くの日本人が「ブライトン」というチームを知ることとなりました。

そこで白羽の矢が立ったのが、ドイツ・ブンデスリーガで経験を積み、かねてからプレミアリーグの移籍を希望していた原口選手だったんですね。

原口元気はプレミアリーグで通用するか?

現在、プレミアリーグには吉田麻也・岡崎慎司と2名の日本人選手が在籍しています。

両名とも複数シーズン在籍し、日本人のプレミアリーグ挑戦は以前に比べて大きく敷居が下がったと感じています。

とはいえ、今回の原口選手のプレミア挑戦に関しては懸念事項が多いです。(あくまで個人の意見です)

懸念事項1「昇格クラブ」

懸念事項の1点目は、「昇格クラブ」という点。

岡崎加入前のレスターは、降格争いをしているチームでしたが、それでも各国の代表クラスの選手や、元代表選手が在籍していました。(ジャマイカ代表のCBモーガンなど)

ブライトンはプレミアリーグ初挑戦ということもあり、プレミアリーグでの経験がある攻撃陣は2名しかいません。(かつてレスターに在籍したMFクノッカールと、ベテランFWグレン・マレー)

そのため、ブンデスリーガでレギュラーとしてプレーしていた原口選手には、即戦力として結果を出すことを求められます。

新しい環境にフィットする時間がないため、コンディションの低下が心配ですね。

今季も前半は調子が良く、クラブでも定位置を確保し、代表戦でも連続ゴールを決めていましたが、後半戦では失速してしまい、どうにもコンディションが安定しない印象があります。

懸念事項2「決定力が不足している」

もう一つの懸念は「プレミアリーグのサイドアタッカーとしては結果が足りない」という点。

原口選手と同じくスピードのあるドリブルと俊敏性を武器としているサイドアタッカーは数多く、アーセナルFW アレクシス・サンチェス(38試合24ゴール10アシスト)、チェルシーMF エデン・アザール(36試合16ゴール5アシスト)など、数字で結果を残せています。

それに比べると原口選手のブンデスリーガ32試合出場1ゴール2アシストという数字は物足りないでしょう。

代表戦で見せてくれるような豊富な運動量による献身的なプレーは魅力的ですが、攻撃的なポジションである以上は結果を残さないと、ベンチを暖めることになってしまうかもしれません。

ドイツで得点を量産していた岡崎・香川ですら得点数が下がっているプレミアリーグで、原口選手がどのくらい結果を残せるか楽しみですね。

今回のヘルタ・ベルリンからブライトンへの移籍はステップダウンとも言われていますが、僕は一概には言えないと考えています。

出場機会が増えれば代表でのパフォーマンス向上につながりますし、プレミアリーグはビッグクラブと多く戦えるリーグでもあるので、選手としてより成長できるかもしれませんからね。

原口選手の今後の活躍に大いに期待しましょう。