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リヴァプールがマンチェスター・シティとのプレミア対決を制しCL4強に進出! | Tavitt Football Journey

リヴァプールがマンチェスター・シティとのプレミア対決を制しCL4強に進出!

2018年4月11日にチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグ「マンチェスター・シティvsリヴァプール」のプレミア対決が行われました。

会場はマンチェスター・シティのホーム「エティハド・スタジアム」です。

1stレグではリヴァプールが3-0と快勝しており、マンチェスター・シティが準決勝に進出するためにはこの試合で4点が必要と厳しい状況。

この記事では、マンチェスター・シティとリヴァプールの2ndレグについて見ていきます。

両チームのスタメン・フォーメーション

マンチェスター・シティ【3-4-3】

この試合でペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは3-4-3と攻撃的なフォーメーションを採用。

左のウィングはFW「レロイ・サネ」、ワントップにはFW「ガブリエル・ジェズス」、右のウィングには「ベルナルド・シウバ」が入ります。

トップ下にFW「ラヒーム・スターリング」、その後ろにはMF「ダビド・シルバ」、MF「ケヴィン・デ・ブルイネ」MF「フェルナンジーニョ」です。

3枚のディフェンスは左から新加入の「アイメリック・ラポルテ」DF「ニコラス・オタメンディ」DF「カイル・ウォーカー」と、3点のビハインドを取り返すべく、攻撃的な布陣となっています。

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リヴァプール【4-3-3】

リヴァプールを率いるクロップ監督は1stレグとほとんど同じメンバーを起用しました。

DF「ジョエル・マティプ」を怪我で欠く最終ラインには、左からDF「アンドリュー・ロバートソン」DF「ファン・ダイク」DF「デヤン・ロヴレン」DF「アレクサンダー=アーノルド」が配されます。

中盤の底はMF「ジョーダン・ヘンダーソン」をMF「ジョルジョ・ワイナルドゥム」にチェンジ。

その前にMF「ジェームズ・ミルナー」とMF「アレックス・オックスレイド=チェンバレン」が起用されました。

前線はおなじみのメンバー、左からFW「サディオ・マネ」FW「ロベルト・フィルミーノ」、FW「モハメド・サラー」です。

3点の貯金があるリヴァプールですが、アウェイの雰囲気に飲まれずにリードを守ることができるのでしょうか?

『マンチェスター・シティ vs リヴァプール』ハイライト動画

前半はマンチェスター・シティが猛攻を仕掛ける

スコアが動いたのは試合開始後わずか2分。

リヴァプールDFファン・ダイクのパスミスをマンチェスター・シティMFベルナルド・シウバがインターセプト。

そこから一気にギアを上げてカウンター、最後はゴール前でスターリングの横パスにFWジェズスが合わせ、マンチェスター・シティが先制点をを奪います。

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幸先よく先制したマンチェスター・シティ。

しかし合計スコアでは1-3と未だに追いかける展開、マンチェスター・シティが2試合合計スコアで並ぶには後2点が必要です。

その後も試合のペースはマンチェスター・シティが握っていますが、MFベルナルド・シウバのシュートが左のポストに直撃、サネが押し込んだシーンもオフサイドの判定と、追加点を奪うことができません。

マンチェスター・シティの選手たちやグアルディオラ監督には焦りが見え始めています。

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アウェイのリヴァプールは前半は防戦一方、前半の終了間際にカウンターからMFチェンバレンが放ったシュートのみが唯一の決定機でした。

前半はこのまま1-0でマンチェスター・シティのリードのまま終了。

トラブルが起こったのはハーフタイムのこと、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督が審判に抗議したことで退場処分に。

マンチェスター・シティは後半から指揮官不在で戦わなければならなくなってしまいました。

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マンチェスター・シティらしい戦い方をしたが・・・

後半からリヴァプールは前半のポジションをチェンジ。

クロップ監督は左にフィルミーノ、右にマネ、最前線にはサラーを置き、あくまでもアウェイゴールを狙う姿勢。

マンチェスター・シティはDFオタメンディだけでサラーを見るのは難しいと見たのか、中盤のフェルナンジーニョが最終ラインに加わっています。

55分、リヴァプールMFワイナルドゥムからチェンバレンにボールが通った際に、最終ラインに入っていたマンチェスターシティMFフェルナンジーニョが前へ飛び出してしまいます。

それによって空いたスペースに走り込んだFWサラー。素早く右のマネに繋ぐと、マネは中央を単独でドリブル突破。

マネは2人のディフェンスをかわしますが、フィニッシュに持ち込む前にキーパーにボールを弾かれてしまいます。

そこに素早く詰めてきたのがサラー、ループ気味のシュートを冷静に沈め、リヴァプールが貴重なアウェイゴールを手にします。

フェルナンジーニョが素早く前へ攻撃に転じようとする意識が高いあまり、それが裏目に出てしまいました。

アウェイゴールを奪われたマンチェスター・シティは4点が必要となり、選手たちも落胆の表情を浮かべています。

65分にマンチェスター・シティは選手交代、頼みの綱はベテランストライカーのFWアグエロです。

マンチェスター・シティはフォーメーションを4-4-2に変更して得点を狙いますが、試合を決定づけたのはリヴァプールでした。

76分、マンチェスター・シティDFオタメンディがパスの判断をミスして、リヴァプールFWフィルミーノに奪われてしまいます。

フィルミーノはそのまま持ち上がり、GKエデルソンの脇を抜くシュートを左隅に決めました。

このゴールで勝負あり。クロップ監督はDFアーノルドとFWフィルミーノを下げて逃げ切りに成功。

2試合合計スコア5-1でリヴァプールが10年ぶりにチャンピオンズリーグ準決勝への進出を進出を決めています。

試合後感想

試合結果
マンチェスター・シティ【1-2】リヴァプール

1stレグで3失点しているマンチェスター・シティ、グアルディオラ監督は慣れ親しんだ4-3-3のフォーメーションで来るかと思いきや、まさかの3バックという戦術で大一番に臨みました。

FWスターリングがリヴァプールの最終ラインまでプレスにいくことで、相手のミスを誘い、それが先制点に繋がったので、グアルディオラ監督の戦術は上手く機能したと言っていいでしょう。

それだけにグアルディオラ監督の退場処分は残念です。

また、前半は両ウィングのサネとベルナルド・シウバがサイドバックのポジションまでカバーしていましたが、一瞬の油断を見逃さないリヴァプールの3トップはさすがですね。

立ち上がりに失点し、前半は押し込まれたリヴァプールですが、そこから無失点で切り抜けたのは見事、守備陣の頑張りに攻撃陣が応えたという形でしょう。

マンチェスター・シティは苦しい状況だったとはいえ、決して前線にボールを放り込むことなどせずに、最後までチームの哲学に則って試合を進めていたのが印象的です。

試合終盤はトーンダウンしてしまったマンチェスター・シティの選手たちですが、この哲学をさらにチームに浸透させ、クオリティを上げていけば、欧州制覇も夢ではないと改めて感じました。

個人的マン・オブ・ザ・マッチは「トレント・アレクサンダー=アーノルド」

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今回はリヴァプールDF「トレント・アレクサンダー=アーノルド」を個人的なマン・オブ・ザ・マッチに選出します。

1stレグ、2ndレグともにマンチェスター・シティFWサネという強敵とマッチアップしながらも、決定的な仕事をさせなかった守備が見事でした。

昨シーズンは守備に難がありましたが、練習などでFWサラーやFWマネと対峙しているからなのか、今シーズンに1対1の守備能力が大きく成長した印象です。

元々フリーキックやクロスといったキックの精度が高い選手ですが、これに1対1の強さを身に付け、19歳という若さにして高い完成度を誇るサイドバックになりました。

リヴァプールユース出身の生え抜きであるアーノルドは、クラブを象徴する選手に慣れるのでしょうか?

イングランド代表としての活躍も期待されるので、今後も目が離せない選手です。

まとめ

#UCLさん(@championsleague)がシェアした投稿

プレミア対決を制したリヴァプールは10年ぶりの準決勝進出となりました。

準決勝に駒を進めたのはCL二連覇中の「レアル・マドリード」、ドイツ王者「バイエルン・ミュンヘン」、バルセロナ戦で3-0から試合をひっくり返した「ASローマ」と難敵揃いです。

準決勝に残ったクラブがイタリア、スペイン、イングランド、ドイツと綺麗に別れたのが印象的な今季のCLですが、リヴァプールにはプレミアリーグすべてのチームの期待を背負って戦って欲しいですね。