FAカップ

FAカップ5回戦でマンチェスター・シティが3部相手にまさかに敗戦!

Dave Gunn by Flickr(CC BY-NC 2.0)

先日、FAカップの5回戦が行われました。

一発勝負のため、下部リーグ所属チームがビッグクラブを倒す”ジャイアント・キリング”が起こりやすいのがこのFAカップの特徴です。

今シーズンのFAカップでは、すでにアーセナル、リヴァプールとビッグ6のクラブが次々と敗退しています。

そしてこのラウンドでは、プレミアリーグを圧倒的な強さで首位独走をしているマンチェスター・シティが3部のウィガンにまさかの敗戦。

今回は、FAカップ5回戦の結果とマンチェスター・シティ敗戦の理由について見ていきましょう。

2017-18 FAカップ5回戦結果

シェフィールド・ウェンズデイ 0-0(再試合) スウォンジー・シティ

ハダースフィールド 0-2 マンチェスター・ユナイテッド

ウェスト・ブロムウィッチ 1-2 サウサンプトン

ブライトン 3-1 コベントリー

ロッチデール 2-2(再試合) トッテナム

レスター・シティ 1-0 シェフィールド・ユナイテッド

チェルシー 4-0ハル・シティ

ウィガン 1-0 マンチェスター・シティ

※ 再試合は2/28-3/1に開催

プレミアリーグの3クラブが大会から姿を消す

FAカップ5回戦では、ハダースフィールド、ウェストブロムウィッチ、マンチェスター・シティのプレミア3クラブが敗戦し、大会から姿を消しました。

また、トッテナムとスウォンジー・シティも再試合にもつれ込んでいます。

この2クラブは4回戦も再試合を行っており、過密日程に拍車がかかっています。

マンチェスター・シティを破ったウィガンは、リーグ1(実質3部)所属ですが、4回戦ではプレミアリーグのウェストハムを破っており、今大会において旋風を巻き起こしています。

ウィガン vs マンチェスター・シティ ハイライト動画

マンチェスター・シティがウィガンに敗戦した理由は?

プレミアリーグで首位を独走しているマンチェスター・シティは、なぜウィガンに敗れたのでしょうか?

実は両クラブには因縁があり、2012-13シーズンのFAカップ決勝でも対戦しています。

当時の試合ではアディショナルタイムにウィガンが劇的なゴールを決め、1-0で勝利。

当時マンチェスター・シティを率いていたマンチーニ監督を解任へと追い込みました。

さらに、翌年2013-14シーズンのFAカップ準々決勝でもウィガンが2-1と勝利しており、マンチェスター・シティにとってはウィガンは相性の悪い相手ということがわかります。

マンチェスター・シティはほとんどメンバーを落としていなかった

マンチェスター・シティは、MFデ・ブルイネやDFカイル・ウォーカーをベンチに置いたものの、FWアグエロやFWサネ、MFシルバといった主力を起用しました。

一方で、GKにはリーグ戦で出場機会が少ないGK「クラウディオ・ブラーボ」や、今冬に新加入したDF「アイメリク・ラポルテ」にもチャンスが与えられます。

前半で数的不利に陥ったのが致命的に

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試合は予想通りマンチェスター・シティが主導権を握る展開。

対するウィガンは堅守からカウンターで一発狙いです。

FWアグエロなどがチャンスを作りますが、ウィガンGKウォルトンのビッグセーブなどもあり、マンチェスター・シティは得点を奪うことができません。

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前半終了間際にマンチェスター・シティDFデルフがルーズボールに反応した際、ウィガンMFパワーをスパイクの裏で削ってしまいます。

これが危険なタックルとみなされ、デルフはレッドカードで一発退場。

マンチェスター・シティは後半を10人で戦うことになってしまいました。

前線の枚数が減ったことで攻撃の厚みが無くなった

数的不利となったマンチェスター・シティはハーフタイムに前線の枚数を一枚減らし、FWサネに代えてDFカイル・ウォーカーを投入。

後半も主導権を握るマンチェスター・シティですが、前線の枚数が減ったことで、いつものような迫力を出すことができません。

また、ウィガンの守備陣も集中力がすさまじく、身体を張ったディフェンスでマンチェスター・シティの強力な攻撃陣をシャットアウト。

痺れを切らしたグアルディオラ監督は65分、MFベルナウド・シルバに代えてMFデ・ブルイネを投入します。

しかし78分、先制点を奪ったのは劣勢のホームチームでした。

ウィガンの前線にボールがこぼれると、マンチェスター・シティDFウォーカーはボールの処理をセンターバックに任せてしまい、一度立ち止まってしまいます。

これにウィガンFWグリッグが反応してドリブルで持ち込み、倒れ込みながらシュート。シュートがキーパーの手をかすめてそのままゴールイン。

ウィガンが少ない決定機をものにしてみせました。ゴールを決めたグリッグは信じられないのか呆然と立ち尽くしていました。

マンチェスター・シティは最後まで猛攻を仕掛けるも、試合はこのままタイムアップ。

1-0でホームのウィガンがマンチェスター・シティを下しました。

まとめ

マンチェスター・シティが無得点で敗退した理由は、退場後の采配でしょう。

個人的に前線のサネを下げてディフェンスを投入したのは間違いだったと思います。

FWアグエロをサポートする選手がおらず、強引な攻撃が目立ったので、サネを残して3バックにしても良かったのではないでしょうか。

とはいえ、最後まで高い集中力を保ったウィガンの守備陣と、マンチェスター・シティの選手にブーイングを浴びせ続けたホームサポーターは素晴らしかったです。

退場者で数的不利、格下相手に得点できない状況でブーイングの嵐を受けると、選手としてはどうしても苛立ちを隠せません。

集中力を欠いたところをウィガンが見事に突いた、素晴らしいジャイアント・キリングです。

マンチェスター・シティとしてはプレミア、FA、EFL、CLの4冠の可能性があっただけに、今回の敗戦はショックでしょう。

圧倒的な強さを誇る今季でしたが、4冠の可能性を潰したのは因縁のウィガン。

これがFAカップの面白いところですよね、準々決勝は3/18に行われる予定なので、今後も注目していきましょう。

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