UEFAチャンピオンズリーグ2017-18には、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプール、チェルシーと、プレミアリーグのクラブが5チーム出場しています。
すべてのクラブがグループステージを突破し、決勝トーナメントに駒を進めたものの、リヴァプール、マンチェスター・シティ以外の3クラブがベスト16で敗退してしまいました。
3月16日に、準々決勝の組み合わせ抽選会が行われ、準々決勝の対戦カードが決定。
今回の記事では、準々決勝の組み合わせと、プレミア勢の展望について見ていきましょう。
目次
準々決勝対戦カード一覧
バルセロナ(スペイン) VS ASローマ(イタリア)
セビージャ(スペイン) VS バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
ユヴェントス(イタリア) VS レアル・マドリード(スペイン)
リヴァプール(イングランド) VS マンチェスター・シティ(イングランド)
リヴァプールとシティはプレミア勢同士の対決に
準々決勝に残ったクラブの中では比較的戦いやすい「セビージャ」と「ローマ」を引当て、プレミアの2クラブがベスト4に残ることを期待していたのですが、まさかのプレミア勢同士の対決となってしまいました。
リヴァプールとマンチェスター・シティ、実は欧州の舞台で対戦するのは初めてのことです。
今季のリーグでは、すでに2度対戦している両クラブ。
1度目は開幕直後の4節、マンチェスター・シティのホームで行われた試合では、5-0でマンチェスター・シティが圧勝。
このときはリヴァプールFWマネがGKエデルソンを蹴ってしまい一発退場となったのが大きかったですね。
2度目は年明け、1月に行われた第23節、リヴァプールのホームで行われた試合で、4-3と打ち合いの末にリヴァプールが勝利。
リヴァプールは無敗でリーグ戦を突き進んでいたマンチェスター・シティに初黒星を付けることに成功しています。
今季の対戦成績は1勝1敗の両クラブは、欧州の舞台で決着をつけることになります。
注目はリヴァプールの攻撃陣への対応
注目ポイントはリヴァプールの「ロベルト・フィルミーノ」「サディオ・マネ」「モハメド・サラー」の強力な攻撃陣に対して、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督がどのように対処するかでしょう。
1月の対戦時には、フィルミーノ(59分)、マネ(61分)、サラー(68分)とわずか9分間の間に3人で3得点を奪いました。
特にサラーは絶好調で、プレミアリーグ第31節のワトフォード戦では4ゴール1アシストと、とてつもないパフォーマンスを発揮、リーグ戦での得点数を25に伸ばし、得点ランキング首位を走っています。
その時の守備の反省をグアルディオラ監督はどのように修正して来るのでしょうか?
リヴァプールとは戦術の相性が悪いマンチェスター・シティ、名将グアルディオラ監督の手腕が問われる一戦となりそうです。
2017-18チャンピオンズリーグ準々決勝日程
1stレグ 4/4(水)3:45
バルセロナ | 4-1 | ローマ |
セビージャ | 1-2 | バイエルン |
リヴァプール | 3-0 | マンチェスター・シティ |
ユヴェントス | 0-3 | レアル・マドリード |
2ndレグ 4/11(水)3:45
ローマ | 試合前 | バルセロナ |
バイエルン | 試合前 | セビージャ |
マンチェスター・シティ | 試合前 | リヴァプール |
レアル・マドリード | 試合前 | ユヴェントス |
まとめ
準々決勝の抽選はプレミアファンにとっては残念なドローでしたね。
しかし、前向きに考えると、どちらか1チームは必ずベスト4に進出できるということ。
ベスト8でプレミア勢がすべて敗退という結果にならないだけまだ良いのではないでしょうか。
個人的にはリヴァプールとマンチェスター・シティが今季の決着を付ける試合を見られることが嬉しいです。
両クラブのパフォーマンスに期待しましょう。