UEFAチャンピオンズリーグ2017-18には、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプール、チェルシーと、プレミアリーグのクラブが5チーム出場しています。
すべてのクラブがグループステージを突破し、決勝トーナメントに駒を進めたものの、リヴァプール、マンチェスター・シティ以外の3クラブがベスト16で敗退してしまいました。
準々決勝ではリヴァプールとマンチェスター・シティのプレミア対決の末、リヴァプールがベスト4に名を連ねました。
4月14日に、準決勝の組み合わせ抽選会が行われ、準決勝の対戦カードが決定。
今回の記事では、準決勝の組み合わせと、リヴァプールの展望について見ていきましょう。
目次
準決勝対戦カード一覧
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) VS レアル・マドリード(スペイン)
リヴァプール(イングランド) VS ASローマ(イタリア)
リヴァプールはバルセロナを破って勢いに乗るローマと対戦!
リヴァプールは抽選の結果、イタリア・セリエAのASローマと対戦することが決定。
ローマは準々決勝でバルセロナと対戦し、1stレグでは敵地で4-1の完敗という結果に。
しかし2ndレグでは3-0と盛り返し、2試合合計4-4としてアウェイゴールの差でバルセロナを下しています。
CL二連覇中の王者レアル・マドリード、ブンデスリーガで6連覇中のバイエルン・ミュンヘンと比べれば戦いやすいという見方もありますが、個人的にはレアルやバイエルン相手の方がリヴァプールらしい戦い方ができると見ています。
リヴァプールはボールを持たされるとアイデアに欠けるので、ローマは一番戦いづらい相手なのでは無いでしょうか。
また、今季得点を量産しているリヴァプールFWサラーは、リヴァプール加入前の2シーズンに渡ってローマでプレーしており、古巣対決となりました。
ローマはサラーの対策を完璧に練ってくるでしょうし、この状況にクロップ監督がどのような戦術を用いるのか注目が集まります。
サラーにとっては間違いなく大きな舞台となるこの試合はどのような結末を迎えるのでしょうか?
リヴァプールは本拠地アンフィールドで大きなアドバンテージを得たいところ
ローマの今シーズンのCLでの戦いぶりを振り返って見ると、ホームゲームでは圧倒的な強さを見せており未だに無敗です。
ローマは本拠地のスタディオ・オリンピコではチェルシーやバルセロナといった強敵を3-0で下しているため、リヴァプールはホームのアンフィールドでどれだけのアドバンテージを得られるかがカギになりそうです。
今季チャンピオンズリーグの成績ではローマが15得点12失点、一方のリヴァプールは33得点7失点と圧倒的な成績を残しており、数字上ではリヴァプールが有利と言えるでしょう。
しかし、ローマはラウンド16のシャフタール戦、ラウンド8のバルセロナ戦ともにアウェイゴールの差で勝ち上がってきており、逆境を跳ね除ける勝負強さがあります。
クロップ監督は敵地スタディオ・オリンピコではどのような戦いをするのでしょうか?
まずは1stレグの本拠地アンフィールドで自慢の攻撃力を爆発させ、大幅にリードを奪いたいですね。
2017-18チャンピオンズリーグ準々決勝日程
※ 放映はスカパー(CS800)にて、試合開始時間15分前の3:30から視聴可能です。
1stレグ 4/25(水)3:45
リヴァプール | 5-2 | ローマ |
1stレグ 4/26(木)3:45
バイエルン | 1-2 | レアル・マドリード |
2ndレグ 5/2(水)3:45
レアル・マドリード | 2-2 | バイエルン |
2ndレグ 5/3(水)3:45
ローマ | 4-2 | リヴァプール |
まとめ
リヴァプールとしては準々決勝のマンチェスター・シティ戦のようにホームで3点のリードを奪う展開が理想的でしょう。
ホームのアンフィールドでアウェイゴールを許さないことが精神的な余裕を持つためにも大切です。
リヴァプールは果たして決勝まで進めるのでしょうか?活躍に期待しましょう!