17-18シーズン公式戦-解説

チャンピオンズリーグでプレミア勢は絶好調!第2節の総まとめ

@cfcunofficial (Chelsea Debs) London by flickr (CC BY-SA 2.0)

UEFAチャンピオンズリーグ2017-18には、プレミアリーグのクラブが5チーム出場しています。

第1節では4勝1分で好発進を決めたプレミアリーグ勢でしたが、第2節はどうだったのでしょうか?

今回の記事では、プレミア勢のチャンピオンズリーグ第2節を各チームごとに振り返ります。

グループA『マンチェスター・ユナイテッド』

第2節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
マンチェスター・ユナイテッド 6 +6
バーゼル 3 +2
CSKAモスクワ 3 -2
ベンフィカ 0 -6

チャンピオンズリーグのグループAを戦うマンチェスター・ユナイテッドは、でロシアのCSKAモスクワに1-4で完勝。

前節でハムストリングを負傷したMF「ポール・ポグバ」を始め、「マルアン・フェライニ」「フィル・ジョーンズ」「マイケル・キャリック」と怪我人が続出のマンチェスター・ユナイテッド。

モウリーニョ監督にとってはプレミアリーグとの両立が大変になってきましたね。

相手がCSKAモスクワということで、ユナイテッドが有利と見られていましたが、アウェイゲームですので気を抜くことはできません。

ユナイテッドの攻撃力はCLでも爆発

アウェイの空気に飲まれないか心配でしたが、マンチェスター・ユナイテッドはいきなり攻勢に出て先制ゴールを決めます。

4分。FW「ロメル・ルカク」がカウンターの起点となり、サイドにボールを渡すと、左サイドのMF「アントニー・マルシャル」がクロスを放り込みます。

そこで完璧なヘディングを突き刺したのはルカクでした。ルカクは第1節に続く得点で、CL2試合連続ゴールです。

18分にはMF「ヘンリク・ムヒタリアン」が得たPKからマルシャルがキーパーの逆に転がして追加点を奪います。

さらに27分にはマルシャルのクロスから再びルカクがボレーシュートで得点。

マンチェスター・ユナイテッドは前半30分にも満たないうちに3得点を叩き込み、勝利を決定づけます。

51分にはムヒタリアンがこぼれ球を押し込み0-4。

モウリーニョ監督は、疲労が見える選手や傷んでいる選手を交代し、次戦に向けて大事を取ります。

90分にはCSKAモスクワに1点を返されますが、反撃はここまで。

試合は1-4でマンチェスター・ユナイテッドの圧勝でした。

エースのルカクはプレミアリーグとチャンピオンズリーグ合わせて8試合で9ゴールをマークしています。

やはり頼りになるエースがいるのは心強いですが、ルカクをサポートするムヒタリアンやマルシャルが好調なのも大きいですね。

グループステージ突破に向けて順調に進んでいるユナイテッドの次節の相手はグループ最下位のベンフィカです。

ここでもしっかり勝利して勝ち点を積み重ねていきたいですね。

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グループC『チェルシー』

第2節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
チェルシー 6 +7
ローマ 4 1
アトレティコ・マドリード 1 -1
カラバフ 0 -7

チャンピオンズリーグのグループCを戦うチェルシーは、スペインの強豪アトレティコ・マドリードと対戦し、敵地で1-2とギリギリで勝利。

ローマ、アトレティコ・マドリードと同組で難しいグループですが、敵地でアトレティコ・マドリードに勝利したことでグループステージ突破に大きく近づいたことでしょう。

チェルシーを率いるコンテ監督は、エースのFW「アルバロ・モラタ」をはじめ、ほぼベストメンバーで試合に臨みました。

チェルシーは流れは良かったものの…

チェルシーはMF「エデン・アザール」がポスト直撃のシュートを放つなど、アウェイゲームながら有利に試合を進めています。

しかし、先制ゴールを奪ったのはホームのアトレティコ・マドリード。

36分、コーナーキックの混戦からチェルシーDF「ダヴィド・ルイス」が相手のシャツを引っ張って倒し、PKを献上。

これをアトレティコ・マドリードFW「アントワーヌ・グリーズマン」がゴールのど真ん中に決め、アトレティコ・マドリードが先制します。

追いかける形となったチェルシーは、前半から動きが軽快なアザールを中心に攻めに転じます。

60分、チェルシーDFのダヴィド・ルイスが左サイドに大きく展開。

アザールがボールを受けると、ワントラップから右足で素早くクロスを入れます。

ゴールに向かってカーブする絶妙なボールにヘディングで合わせたのがエースのモラタ。

触るだけで点が入る完璧なクロスからの同点弾でした。

1-1となり、試合展開的にはこのまま引き分けでもいい…そんな雰囲気が漂い始めました。

しかし、この試合の幕切れは劇的なものでした。

試合終了間際の93分、チェルシーはボックス付近でワンタッチパスを繋ぐと、右サイドのMF「マルコス・アロンソ」がグラウンダーの速いクロスを入れます。

そこに上手く合わせたのが、モラタと交代で入っていたFW「ミシー・バチュアイ」です。

バチュアイは前節に続き、CL2試合連続ゴールを決め、チェルシーの劇的な勝利に貢献しました。

勝ち越し直後にタイムアップの笛が吹かれ、チェルシーが敵地で大きな大きな勝ち点3を手にしました。

もちろん勝利も嬉しいですが、10番を背負うアザールが怪我から完全復活した事がサポーターにとっては最も嬉しいのではないでしょうか。

チェルシーの次節の対戦相手はイタリア・セリエAの強豪「ASローマ」です。

強豪相手の試合が続きますが、ここでもしっかりと勝ち点を獲得しておきたいですね。

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グループE『リヴァプール』

第2節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
セビージャ 4 3
リヴァプール 2 0
スパルタク・モスクワ 2 0
マリボル 1 -3

チャンピオンズリーグのグループEを戦うリヴァプールは、ロシアのスパルタク・モスクワとのアウェイゲームに挑みますが、1-1の引き分けという結果に終わりました。

4試合連続で勝てていなかったリヴァプールは、プレミアリーグ第6節でレスター戦でようやく勝利。

このまま良い流れを継続させたかったのですが、ロシアリーグで8位に沈むスパルタク・モスクワに苦戦を強いられてしまいます。

リヴァプールの前半は悪い流れに

クロップ監督は前節に続いてGKに「ロリス・カリウス」を起用。

シモン・ミニョレ」がプレミアでのゴールマウスを守る一方で、カリウスはCL要員となっているのでしょうか。

リヴァプールはベストメンバーで挑み、前半から相手を押し込む試合展開となりました。

しかし、スパルタク・モスクワのGK「アルチョム・レブロフ」がビッグセーブを連発。

リヴァプールはなかなか得点を奪えずフラストレーションが溜まる展開に。

このままだとマズイと思っていた矢先、リヴァプールはスパルタク・モスクワに先制点を献上してしまいます。

23分、FKを得たスパルタク・モスクワは、MF「フェルナンド」が曲がりながら落ちる見事なフリーキックをゴール右に沈め、先制点を奪います。

格下相手に負けられないリヴァプールは、31分に同点に追いつきます。

MF「ジョーダン・ヘンダーソン」が左サイドに展開。

ディフェンスが跳ね返したボールをMF「フィリペ・コウチーニョ」が奪うと、FW「サディオ・マネ」とワンツー。

素早く裏に抜け出したコウチーニョは、至近距離から強烈なシュートを叩き込みます。

プレミアリーグの前節に続き、2試合連続ゴールを決めたエースの復調で、リヴァプールが同点に追いつきました。

同点とした後も再三ゴールに襲いかかるものの、FW「ロベルト・フィルミーノ」のキックミスや、FW「ダニエル・スタリッジ」の空振りなど、攻撃陣がミスを連発。

結局追加点を奪えないまま、1-1のまま試合は終了。

圧倒的に攻めていただけに、これは勝っておきたかった…

今季のリヴァプールはなんだか勝ちきれない試合が目立ちますね。

とはいえ、グループ内では勝ち点差が大きくないので、ここから連勝を重ねていけば決勝トーナメントに進出できるでしょう。

次節はグループ最下位のマリボルとの一戦。確実に勝ち点を獲得したいですね。

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グループF『マンチェスター・シティ』

第2節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
マンチェスター・シティ 6 +6
シャフタール・ドネツク 3 -1
ナポリ 3 1
フェイエノールト 0 -6

チャンピオンズリーグのグループFを戦うマンチェスター・シティは、ウクライナのシャフタール・ドネツクとホームで対戦し2-0で勝利。

ホームゲームで確実に勝ち点を重ねました。

マンチェスター・シティはCB「ヴァンサン・コンパニ」とDF「バンジャマン・メンディ」を負傷で欠いています。

グアルディオラ監督は「ジョン・ストーンズ」と「ファビアン・デルフ」を代役に起用。

中盤より前はいつもの顔ぶれですが、プレミアリーグで5得点を挙げているMF「ラヒーム・スターリング」はベンチスタートとなりました。

試合が動いたのは後半から

前半はマンチェスター・シティがサイド攻撃を中心に攻め立てますが、フィニッシュの精度を欠き0-0のスコアレスのまま終了。

格下相手のホームゲームでの引き分けは負けに等しいので、なんとか先制点を奪いたいところ。

すると、後半立ち上がり早々にマンチェスター・シティは先制点を奪います。

48分、MF「ダビド・シルバ」が横パスを出すと、そこには広大なスペースが。

ボールを受けたMF「ケヴィン・デ・ブルイネ」は、フリーの状態でワントラップから右足を振り抜きます。

強烈なミドルシュートにGKは反応できず、右隅にボールが突き刺さりました。

マンチェスター・シティはその後もショートカウンターや速いサイド攻撃で攻勢を強めます。

90分、セルヒオ・アグエロと交代で入ったMF「ベルナルド・シウバ」が右サイドの裏を取ると、中のスペースに入ってきたのは途中出場のスターリング。

グラウンダーのクロスに確実に合わせる完璧なフィニッシュで追加点を奪い、マンチェスター・シティが2-0で勝利しました。

試合内容でみれば、もっと大量得点をしていてもおかしくないゲームでしたね。

今季のマンチェスター・シティは安定感があって強いですが、負傷者が出た時にどう対処するかが非常に重要になりそうです。

年末にかけて特に過密日程になるので、グアルディオラ監督がどう乗り切るかに注目しましょう。

チャンピオンズリーグの次節はホームでのナポリ戦です。

このビッグマッチに勝利すればグループステージ突破に向けて大きく前進するので、ぜひ勝利して欲しいですね。

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グループH『トッテナム』

第2節終了時の順位表

勝ち点 得失点差
レアル・マドリード 6 +5
トッテナム 6 +5
ドルトムント 0 -4
アポエル 0 -6

混戦が予想されるチャンピオンズリーグのグループHを戦うトッテナムは、アウェイでキプロスのアポエルと対戦し0-3で勝利。

死のグループと言われるこのグループで連勝を重ね、レアルと並んで首位をキープしています。

MF「デレ・アリ」とMF「クリスチャン・エリクセン」といった主力を温存したトッテナムは、主力抜きでも圧倒的な強さを見せつけました。

トッテナムのエースが大爆発

この試合を一言で表すなら「ハリー・ケイン劇場」でしょう。

トッテナムで10番を背負い、プレミアリーグで2年連続得点王に輝いているFW「ハリー・ケイン」はこの試合でも躍動しました。

まずは39分、センターバックのDF「トビー・アルデルヴァイレルト」の一本のスルーパスから裏を取ったケインは、GKと1対1。

冷静に左隅へボールを流し込みトッテナムが先制。前半をリードで折り返します。

トッテナムの2点目は62分、右サイドに開いた「ムサ・シソコ」にふわりとした縦パスが通ると、遅れて入ってきたケインに優しい横パス。

フリーで受けたケインが正確なインサイドキックで再び左隅に流し込み2得点目。

さらに5分後の67分、ケインが起点となり右サイドにボールを展開。

ボールを受けたDF「キーラン・トリッピアー」が、ケインが中に入るタイミングを見計らって正確なクロスを送ります。

完璧なタイミングのヘディングで合わせたケインは、この日3得点目。ハットトリックを達成します。

ケインはチャンピオンズリーグ2試合で5得点と、クリスティアーノ・ロナウドを上回るペースで得点を量産しています。

エースのハットトリックでトッテナムは敵地で3得点の快勝。

ドルトムント、レアル・マドリードと強豪がひしめくグループで堂々の首位をキープです。

次節はアウェイでレアル・マドリードと対戦します。昨季王者相手にどこまで戦えるか注目したいですね。

ハイライト動画

まとめ

チャンピオンズリーグ2節を終え、プレミア勢は8勝2分と素晴らしい結果を残しています。

近年はグループステージ敗退ばかりだったプレミア勢に今年こそは期待できそうですね。

心配なのは2試合連続で引き分け、プレミアリーグでも中位に甘んじているリヴァプールです。

リヴァプールは先制点を取っても同点に持ち込まれたり、チャンスは作るものの得点できない事が多く、勝ちきれない試合が多いです。

なんとか3節ではチャンピオンズリーグ初勝利を手にして欲しいですね。

マンチェスター勢は特に心配なさそうですが、トッテナムは次節レアル・マドリード戦でどれだけ戦えるかがグループステージ突破のカギになりそうです。

プレミアリーグのクラブは第3節で、どんな戦いをしてくれるのでしょうか。引き続き応援していきましょう!

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