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2016-17シーズン総括「ワトフォードFC」編 | Tavitt Football Journey

2016-17シーズン総括「ワトフォードFC」編

2015-16シーズンからプレミアリーグに昇格し、リーグを13位で終えて残留を決めた「ワトフォードFC」

2016-17シーズンは、かつてインテルやナポリを指揮したイタリア人監督「ワルテル・マッツァーリ」を招き、新しいプロジェクトをスタートさせました。

マッツァーリ監督の指導で、ワトフォードFCは前年より順位をあげることが出来たのでしょうか?

今回の記事ではワトフォードFCの2016-17シーズンを振り返っていきます。

ワトフォードFCのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 17位
・FAカップ/ 4回戦敗退
・EFLカップ/ 2回戦敗退

結果としては降格圏ギリギリのリーグ17位でシーズンを終了。

残留は果たしたものの、最後は6連敗でシーズンを終え、来季に向けて不安が残るシーズンでした。

シーズン終了後にはマッツァーリ監督の解任も決まり、2017-18シーズンは新たな指揮官と共に戦うことに。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 3-5-2

イタリア時代に3バックを愛用したマッツァーリ監督は、プレミアでも開幕当初から3バックを採用していました。

ウィングの選手が積極的に裏を取り、全体的に流動的なフットボールを展開。ワトフォードは10位という好順位で前半戦を折り返します。

しかし、後半戦は、主力の故障離脱に泣かされ、徐々に順位を下げていきました。

特に中盤の要であったMF「ヴァロン・ベーラミ」とMF「ロベルト・ペレイラ」の離脱後は、攻守のバランスが崩壊してしまいます。

ついに3バックを諦めた指揮官は4バックを採用し、以降は迷走。

シーズンを通して9種類ものフォーメーションを試しますが、どれもチームを修復に導くことはできませんでした。

システム2 : 4-3-3

チームの中心として活躍したのがフランス代表MF「エティエンヌ・カプエ」です。

シーズン7得点1アシストを記録し、「ヴァロン・ベーラミ」「ロベルト・ペレイラ」の抜けた穴を埋めようと奮闘しました。

また、ギリシャ代表のDF「ホセ・ホレバス」は豊富な運動量で左サイドを上下動し、2得点4アシストを記録。

プレミアリーグ史上最多タイとなるイエローカード14枚を貰っていますが、これも守備に貢献した証でしょう。

課題 : 正しい監督選びを

一時期は新指揮官にレスターを優勝に導いた「クラウディオ・ラニエリ」監督が噂されるなどしていましたが、2017-18シーズンは前ハル・シティ監督の「マルコ・シウバ」が監督に就任することが決定。

これで3シーズン連続、新たな指揮官で新シーズンを迎えることとなりました。

ワトフォードFCは2012年にイタリアのポッツォ一族が買収して以降、7人の監督が就任しています。これは少し多すぎる数字ですよね。

毎年、指揮官が交代すると、補強戦略やチームづくりに一貫性がなくなってしまうので、マルコ・シウバ監督にはなんとか長期政権を築いて欲しいですね。

2017-18シーズン展望

ワトフォードは今夏スペインのアラベスからDF「キコ・フェメニア」を獲得。

かつてバルセロナBに所属していた同選手がどのように活躍してくれるのか楽しみですね。

また、2016-17シーズンにレンタルで加入していたMF「トム・クレヴァリー」をエヴァートンから完全移籍で獲得しました。

クレヴァリーはワトフォードで17試合に出場し、2アシストを記録しているので、引き続き戦力として活躍してくれるでしょう。

2016-17シーズンには12人もの選手がいたディフェンス陣は人員整理が必要なので、何人かを放出し新たな戦力を迎えることが濃厚です。

特に安定したパフォーマンスを発揮できていたFWが「トロイ・ディーニ−」しかおらず、FWは優先的な補強ポイントでしょう。

マルコ・シウバ監督がどのようなチームづくりをしていくか、チームを残留に導き、長期政権を築けるのか。

ワトフォードFCの新シーズンに期待しましょう。