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2016-17シーズン総括「レスター・シティ」編 | Tavitt Football Journey

2016-17シーズン総括「レスター・シティ」編

2015-16シーズン、クラブ史上初のプレミアリーグ制覇を成し遂げた「レスター・シティFC」

降格候補だったレスター・シティの快進撃は「奇跡」「夢」とも言われ、多くのサッカーファンの心をつかみましたね。

さて、王者として臨んだ2016-17シーズンはどのようなシーズンを送ったのでしょうか?

今回の記事ではレスター・シティの2016-17シーズンを振り返っていきます。

レスター・シティのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 12位
・FAカップ/ 4回戦敗退
・EFLカップ/ 3回戦敗退
・UEFAチャンピオンズリーグ/ ベスト8

プレミア王者として迎えた2016-17シーズンは、上位争いを一度もすることのないまま終わりを迎えてしまいました。

2月に17位まで順位を下げたレスターは、2015-16シーズンにチームをプレミア制覇に導いた「クラウディオ・ラニエリ」監督を解任するという決断を下します。

大きな波紋を呼んだ解任劇でしたが、後任の「クレイグ・シェイクスピア」がチームを立て直し、12位でフィニッシュ。

王者から2部降格という最悪のシナリオは回避したものの、ポジティブに振り返れるのはチャンピオンズリーグのベスト8くらいでしょう。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 4-4-2

2015-16シーズンにチームの主力として活躍したFW「ジェイミー・ヴァーディ」やMF「リヤド・マフレズ」の不調が目立ち、ラニエリ監督が解任された時点で5勝6分14敗と降格ギリギリの17位まで順位を落としてしまいました。

中盤の要だったMF「エンゴロ・カンテ」がチェルシーに移籍したとはいえ、2015-16シーズンの王者がこのように苦しむとは予想していませんでした。

得点源として加入したFW「アーメド・ムサ」はプレミアリーグに適応できないままシーズンを終え、カンテの後釜として期待されたMF「ナンパリス・メンディ」は故障続きと、補強の失敗が低迷の一因であることは間違いないでしょう。

主力と新戦力が活躍できず、ラニエリ監督は次々フォーメーションを変更。これがさらにチームを混乱へと導いてしまいます。

解任されたラニエリ監督の後を継いだのが、助監督を務めていた「クレイグ・シェイクスピア」です。

彼はチームの戦術をプレミア優勝時のものに戻し、先発を外れていたFW「岡崎慎司」とMF「マーク・オルブライトン」を先発に復帰させます。

特に、岡崎の豊富な運動量で後方の選手と前線の選手をつなぐプレーが効果的でした。

監督交代後は7勝2分4敗と大きく成績を向上させ、チャンピオンズリーグの準々決勝では、スペインの強豪「アトレティコ・マドリード」相手に2試合合計2-1と大健闘したのには驚かされました。

課題 : 戦術幅の狭さ+守備陣の補強

FWヴァーディーの走力に頼った攻撃や、守備固めからのショートカウンターと戦術幅の狭さが課題の1つと言えるでしょう。

また、守備陣の高齢化も問題で、7人中6人が30歳以上となっています。

失点数も63失点とリーグで7番目に多い数字で、守備の改善が急務。

昨夏に大量補強した攻撃陣と比べ、守備陣の選手層が薄いため、シーズンを通して活躍できる若い選手を獲得したいですね。

2017-18シーズン展望

主力であるMF「リヤド・マフレズ」の移籍が濃厚とされていますが、未だに正式なオファーは届いていないようですね。

本人は移籍を希望しているようなので、残留したとしてもモチベーションを高く保てているか心配です。

また、数多くのビッグセーブでチームを救ったGK「カスパー・シュマイケル」もマンチェスター・シティなどからの興味が報じられています。

プレミア王座の奪還を目指すなら、重要な戦力をキープしつつも、選手層を厚くしていなければなりません。

課題に挙げたディフェンスの補強ですが、24歳の「ハリー・マグワイア」をハル・シティから獲得しています。

身長188cmと長身でフィジカルが売りの選手で、2016-17シーズンは3得点3アシストを記録していました。

若くて将来性のある選手なので、守備力強化に関しては良い補強になりましたね。

2017-18シーズンも同じ戦術を使うのか、それとも新たなフォーメーションや戦術を取り入れるのか。

レスター・シティはどのような戦い方を見せてくれるのでしょうか。

レスター・シティ、そして、岡崎選手の活躍に期待しましょう。