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2016-17シーズン総括「ハル・シティ」編 | Tavitt Football Journey

2016-17シーズン総括「ハル・シティ」編

2008年以降、3度もプレミアリーグと2部チャンピオンシップを行き来しているハル・シティAFC。

昇格・降格を繰り返すエレベータークラブを脱却して、数シーズンに渡ってプレミアリーグに残留したいものですね。

2016-17シーズンから再びプレミアリーグに戻ってきたハル・シティは、果たして残留することができたのでしょうか?

今回の記事ではハル・シティAFCの2016-17シーズンを振り返っていきます。

ハル・シティAFCのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 18位
・FAカップ/ 4回戦敗退
・EFLカップ/ ベスト4

結果としてはリーグ18位となり、2部チャンピオンシップへの降格が決まりました。(18,19,20位が降格のため)

シーズン開幕前のキャンプ時に、2015-16シーズンにハルをプレミア昇格に導いた「スティーブ・ブルース」監督が電撃辞任したのが事の始まり。

監督の辞任理由は補強が進んでいないのが原因のようで、ブルース監督の辞任後も補強を一切しないまま、8/13日の開幕戦を迎えてしまいました。

移籍期限最終日にようやく6人の選手を獲得するも、チームづくりが間に合わず、新加入選手はほとんど活躍できませんでした。

昇格クラブなのに、プレミアで生き残るための補強を進めなかったというのが、降格してしまった最大の理由でしょう。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 4-1-4-1

前半戦は守備がとても不安定で、5節のアーセナル戦では4失点、6節のリヴァプール戦では5失点、8節のボーンマス戦では6失点と、大量失点が目立ちました。

失点数はリーグワーストの80失点、得失点差-43もリーグワーストの数字です。

チームを立て直そうと2017年1月にポルトガル人監督の「マルコ・シウバ」が就任。

冬の移籍市場ではインテルからDF「アンドレア・ラノッキア」、エヴァートンからセネガル代表FW「ウマル・ニアッセ」を獲得するなど、後半戦に向けて補強を進めます。

マルコ・シウバ監督は守備を4バックに固定、役割分担を明確にすることで守備の改善に成功、就任時は最下位だったチームを、降格圏外の17位まで押し上げます。

しかし、選手層の薄さからか終盤に息切れ、36~38節の3連敗で順位を18位に落とし、降格が決定。

最後の試合も7失点での敗北と後味の悪いシーズンになってしまいました。

課題 : 補強の動き出しが遅い

フロントの意向なのかはわかりませんが、昇格クラブにも関わらず補強の動きが遅く、監督が望む選手を獲得できていないように思えます。

2部とプレミアでは明らかにレベルが違いますので、昇格クラブはまず守備の整備を始めるのがセオリーです。

前半戦がダメなら冬に補強しようという考え方では、いつまで経ってもエレベータークラブを抜け出すのは厳しいでしょう。

また、2部に降格すると多くの主力が流出してしまい、戦力がさらにダウンするのは間違いありません。

今夏も、チームの主力として活躍していたDF「ハリー・マグワイア」がレスターへ、DF「アンドリュー・ロバートソン」がリヴァプールへと移籍することが決定しています。

何度も昇格・降格を繰り返しているクラブなので、そろそろ残留する方法を見出してほしいものです。

新シーズン展望

ハル・シティは2017-18シーズンに再び2部チャンピオンシップで戦うことになります。

最短の1年でプレミアリーグに復帰するためにも、抜けた主力の穴を埋める補強が急務でしょう。

また、冬に監督に就任した「マルコ・シウバ」監督もワトフォードFCに引き抜かれてしまったため、新たな監督で新シーズンを迎えることになってしまいました。

後任はロシア代表を率いていた「レオニード・スルツキ−」監督です。ロシアのモウリーニョとも言われている同監督が、チームにどのような影響を及ぼすのか楽しみです。

2016-17シーズンは怪我に悩まされた、エースのウルグアイ代表FW「アベル・エルナンデス」

彼の復調がプレミア復帰へのカギとなりそうですね。南米の選手らしく、テクニカルで見ていて楽しい選手なので、個人的にも注目しています。

果たしてハル・シティは1年でのプレミアリーグ復帰が出来るのでしょうか?

そして新監督の下でどのようなフットボールを展開するのか非常に楽しみですね。

ハル・シティの新シーズンに期待しましょう。