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2016-17シーズン総括「アーセナル」編 | Tavitt Football Journey

2016-17シーズン総括「アーセナル」編

毎年のように「アーセン・べンゲル」監督の解任がささやかれているアーセナル。

シーズン開幕前は、ファン・監督ともに「近年で最もいい選手が揃った」と自信を持っていました。

そんなアーセナルのシーズンはどのようなものだったのでしょうか?

今回の記事ではアーセナルの2016-17シーズンを振り返っていきます。

アーセナルのシーズン成績(2016-17)

・プレミアリーグ/ 5位
・FAカップ/ 優勝
・EFLカップ/ ベスト4
・UEFAチャンピオンズリーグ/ ベスト16

「グラニト・ジャカ」や「シュコドラン・ムスタフィ」「ルーカス・ペレス」などの強力な選手を加えたアーセナルでしたが、終わってみればチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位でフィニッシュ。

これはベンゲル政権での過去最低順位で、CL連続出場の記録も途切れてしまいました。

また、もはや定番になりつつあるCLベスト16での敗退は7年連続です。特に今年はドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2戦合計10-2と手も足も出ずに惨敗してしまいました。

評価できるのは意地で獲得したFAカップのタイトルのみ。大きな失望を残したシーズンとなってしまいました。

2016-17シーズンの基本フォーメーション

システム1 : 4-2-3-1

前半戦はチリ代表FW「アレクシス・サンチェス」の1トップ戦術が機能し、15節まではわずか1敗と非常に好調な滑り出しをしたアーセナル。

しかし、16節エヴァートン戦、17節のマンチェスター・シティ戦での連敗からチームが崩れ始め、CLでは10-2の大敗を喫することになりました。

特にエジル、ジルー、ラムジーといった主力が精細を欠き、新加入のFWルーカス・ペレスも監督の信頼を得るには至りませんでした。

システム2 : 3-4-2-1

シーズン終盤にはベンゲル体制で初の3バックを試みるなど、追い詰められていたようですが、これが運良くハマり攻守のバランスが改善。

新戦術の採用が5月の全勝とFAカップ制覇につながりましたが、時はすでに遅し。CL出場権を逃す5位でシーズンを終えてしまいました。

課題 : オフシーズンで明確な方針を

“WENGER OUT”(ベンゲル出て行け)というサインを掲げられるほど風当たりが強かったベンゲル監督ですが、結局は2年間の契約延長をしました。

停滞を抜け出すために変化が必要なアーセナル。間違いなく今年のオフシーズンはクラブにとって大切な時期になるでしょう。

今まで通り節約経営でクラブの規模や選手層を小さくさせてしまうのか、ユナイテッドのように大型投資をしてビッグクラブの威厳を保つのか。

アーセナルの未来を左右する意思決定をフロントはしなければなりません。

また、サンチェスやエジルといった主力の流出を阻止する重要な仕事もあります。

アーセナルは来季CLに出場できないので、移籍を考える選手も多いでしょう。

戦力の拡充と保持。監督だけでなく、フロントを含めたクラブ全体で未来について考えていかなければなりません。

新シーズン展望

アーセナルのサポーターが常に望んでいた変化は「CLに出られない」という形で実現されました。

CL出場権を取り逃したことによって、クラブの補強方針やプレミアでの戦い方に少なからず変化が生じるでしょう。

今夏のアーセナルは移籍市場で積極的な動きを見せており、クラブ最高額(68億円)でフランスのリヨンからFW「アレクサンドル・ラカゼット」を獲得しました。

ラカゼットは、昨季フランスリーグで28ゴールを記録しており、3シーズン連続で20ゴール以上を達成するなど決定力がある選手です。

大型補強に動き出したかに思えるアーセナルですが、新シーズンに向けてベンゲル監督はどのようなチーム作りをしていくのでしょうか?

勝ち点75を獲得していてもトップ4に入ることができない現状をしっかりと見つめ、監督自身も新たな姿勢で新シーズンを迎えなければなりません。

長年、我慢を続けているアーセナルサポーターのためにも、今シーズンは奮起して欲しいですね。