プレミアリーグ屈指のドリブラーといえば、チェルシーに所属していたエデン・アザールですが、2019年夏にレアル・マドリードへ移籍してしまいました。
プレミアリーグでドリブル成功数が多いのはアザールというのが常識でしたが、アザールがスペインに去った今、プレミアリーグNo.1のドリブラーは一体誰なのでしょうか?
今回はwhoscoredのデータを元に、12節終了時点でのドリブル成功数をランキング形式でご紹介します。
12節終了時点でのドリブル成功数ランキング
順位 | 選手名 | 所属 | 成功数 |
1 | ウィルフリード・ザハ | クリスタル・パレス | 55 |
2 | エミリアーノ・ブエンディア | ノリッジ | 41 |
3 | アダマ・トラオレ | ウルヴス | 55 |
4 | ニコラ・ペペ | アーセナル | 36 |
5 | ジョン・マッギン | アストン・ヴィラ | 33 |
6 | ジョシュア・キング | ボーンマス | 30 |
7 | アラン・サン=マクシマン | ニューカッスル | 29 |
8 | マテオ・コバチッチ | チェルシー | 29 |
9 | ジェームズ・マディソン | レスター | 28 |
10 | ドワイト・マクニール | バーンリー | 27 |
1位はやっぱりザハ!
1位となったのはクリスタル・パレスに所属するウィルフリード・ザハです。
ザハは昨季のドリブル成功数ランキングではアザールに次ぐ2位だったので、納得の結果ですね。
今夏にアーセナルをはじめとするビッグクラブへの移籍が噂されましたが、クリスタル・パレスが高額な移籍金を要求したために破断になり残留。
当初は移籍失敗に不満を抱いていましたが、今は失意を乗り越えてチームに貢献すると心境を語っています。
ドリブル成功数は多いものの、今季はここまでノーゴール。再び価値を証明するためにも、ここからゴールを量産する姿を見たいですね。
突貫小僧2人に注目
ランクインした中でもプレミア屈指のスピードを武器に戦うのが「アラン=サン・マクシマン(ニューカッスル)」と「アダマ・トラオレ(ウルヴス)」の2人です。
どちらかといえばサン・マクシマンの方がテクニック派で、トラオレはフィジカルで強引に抜き去るという違いがありますね。
ただ、パスが主体の現代サッカーで、持ったらとにかく仕掛けるという彼らのプレーは見ていて面白いですね。
特に圧巻だったのがトラオレのマンチェスター・シティ戦(8節)の2ゴールです。
2ゴール目は中央から圧倒的なスピードで抜け出し、ディフェンスがまったく追いつけない、まさにトラオレらしいゴールでした。
サン・マクシマンとトラオレの両選手とも身体能力に頼ったプレーがほとんどですので、今後はサッカーIQの部分を高めればさらにいい選手になるでしょう。
注目の19歳が10位にランクイン
バーンリーに所属するドワイト・マクニールは19歳にしてここまで12試合すべてに出場。
主に左サイドを主戦場として1ゴール3アシストをマークしています。
直近のウェストハム戦(3-0で勝利)でも1アシストを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、期待の若手として注目されています。
ドリブルのスタイルはどちらかといえばアザールに似ていて、ダブルタッチや緩急をつけたドリブルが得意です。
今季はどこまで数字を残せるか楽しみな選手ですね。
まとめ
アザールというスタープレイヤーが去ってしまいましたが、プレミアリーグにはどんどん良い若手がでてきていますね。
とはいえ、まだ前半戦なのでシーズン終了時にはランキングがどのように変化しているのか楽しみです。
各選手の活躍に今後も期待していきましょう。